実家でひとり暮らしをしている私の父親、80代。
生協コープしがのお弁当宅配『夕食サポート〈つながり〉』
を利用し始めて、早くも7年経ちました。
普段からせっかちで文句の多い父親なので、7年も続けて利用しているコトにちょっとビックリ。
それ以前にも、地元の仕出し屋さんにお弁当を配達してもらってた時は、
「まずい!」「カタい!」「味が濃すぎる!」
と、さんざん文句を言って速攻でやめた、という過去をもつ短気高齢者。
そんな父親が7年も続けている理由を、実家に帰ったついでに探ってみるコトにしました。
それでは、長年の利用者である父親の話も聞きながら、
コープしがの『夕食サポート』、現場からリアルなレポートをお届けします♪
こんな風に届くコープしがのお弁当
これはまぁご想像どおりでしょう。
よく見かける、発泡スチロール製の保冷箱で届けられます。
うちの父親、こんな感じで家の軒下にある棚の上に置いてもらってるそうな。
すでに築40年以上の実家、錆びたスチール棚が何とも郷愁をさそいますねぇ♪
こんな風に屋外に置きっぱなしにできるのも、のどかな田舎町ならではでしょうか。
都市部ではちょっとありえないですかね~。
本来は、留守じゃなければ配達員さんが手渡ししてくれるようです。
保冷箱は安心シール付き
コープしがの保冷箱は、一度はがすと貼り直しできない『安心シール』付き。
安心シールがしっかり貼ってあれば、開封されていない証拠です。
いつもは父親が運んでいる保冷箱を、今回は撮影のために私が取りに行きました。
そして保冷箱を父親に手渡すと。。。
事前に「写真撮りたいから開けるの待ってー!」って言ってたのに。
せっかちな父親、早くも安心シールはずしちゃってます。
まったく油断もスキもない。
お弁当宅配の内容をチェック
箱を開けると、ジャジャーン!!
と言うほどでもなく、普通~にお弁当と保冷剤が入ってます。
と、父親にお願いして動画を撮ってみました。
ビニール袋を取って紙ベルトを外す動作が、完全にルーティン化してますね(笑)
動画の音声をよく聞いてみると、最初は
「なんや今日は貧相やな。」とか言ってたくせに、最後には
「いつもこんなもんや。」などと、適当なコト言ってます。
どっちなんだ、80代男子。
そんな適当なうちの父親、現在のところ『夕食サポート』2種類を利用しております。
プラスチックのケースは、フタを取って電子レンジでチンできるタイプ。
こちらが、ゴハンも入っている『お弁当コース』。
枝豆がゴハンの上に大移動しちゃってますが、もともとは高野豆腐の添え物かなー?
こちらはゴハンなしの『4種類のおかずコース』。
サラダや果物は、レンジで温める前に取り出せるようにカップに入ってるんですねー。
せっかちな父親は、そんなコト絶対にやってなさそう。
そして、この日の献立内容を確認しようと思ったのに、手元にあるメニュー表は翌週分のみ。
今週の分は、父親がすでにゴミに出しちゃってました。早っ!!
ちなみにメニュー表はこんな感じです~。
1週間分が記載されていて、献立の内容以外にも、カロリーやアレルゲン、気になる塩分もしっかり確認できますよー。
それでは、『夕食サポート』のデメリットとメリットを見ていきましょう♪
夕食サポートのデメリット
いくら長年利用しているとはいえ、何かしらデメリットもあるはず。
父親の意見も聞きながら、思いつくままに挙げていきますね。
デメリット①
残念ながら、好き嫌いが多い人には向いてないサービスかも。
父親の場合、もともと極端な好き嫌いがないので、
「今まで食べられなかったおかずは無い。」
と、何気に自慢っぽく言ってました。
デメリット②
まぁそれはあるでしょうね~。
たとえば契約農家さんからの仕入れでも、野菜って当たりハズレがありそうだし。
そういえば、父親がまだ利用して間もない頃、
ほうれん草がカタかったから電話して文句言ったら、次の日はやわらかくなってたわー。
と、まるで自分のクレームが功を奏したかのようなコト言ってました。
その時は面倒くさいのでスルーしましたが、
さすがに翌日対応は無理だと思います、父上♪
でもまぁ次の日は大丈夫だったのなら、当たりハズレの範囲内ってコトでしょうね。
デメリット③
祝日で3連休の場合なんかも、その間はお弁当の宅配がお休みになります。
うちの場合は、姉と私が同じ滋賀県内にいるので、一緒に買い物に行ったり食材を届けたりするのですが。
そういうのが難しいひとり暮らしの高齢者だと、きっと困るんじゃないかしら。。。
いえいえ大丈夫。
そんな時のために、冷凍保存できるおかずも用意されています。
おっと、先にメリット言っちゃいました♪
では、お次にメリットです。
夕食サポートのメリット
それでは改めて、メリットを見ていきましょう。
デメリットの最後にちょっと言っちゃいましたが、
メリット①
お弁当が宅配されない土日・祝日用に、「冷凍おかず」も用意されてます。
父親は利用したコトがないのですが、「お弁当コース」や「おかずコース」とセットで注文できるそう。
メリット②
参考までに、メニュー表からある日の献立を見てみると。
お 弁 当 コ ー ス | 4種類のおかずコース |
・豚肉と豆の炒め物 ・ほうれん草とちくわの煮物 ・ごぼうのおかか煮 ・にんじんサラダ ・きゅうりの漬物 ・ごはん |
・豚すき焼き ・キスの生姜おろし ・ブロッコリーと玉ねぎのサラダ ・国産野沢菜 |
色んな種類の野菜が使われていて、なんともヘルシー志向なメニュー。
毎日これだけの食材を使ってこれだけの品数、なかなか作れないですよね。
私なんて料理がホント苦手なので、老後と言わず今からでも利用したいぐらい。
メリット③
塩分の取りすぎは、気になる人も多いでしょう。
味付けも、文句の多い父親の口には合っているみたいです。
あと白米。
滋賀県って地味に「米どころ」なので、父親もお米の味にはうるさくって~。
外食した時でも「米がまずい!」と、よく文句を言い出す父親。
「白米が美味しい」というのが、7年も続いている理由の1つかもしれませんねー。
メリット④
7年前に、コープしがの宅配お弁当を始めたのは、
「少しでも栄養バランスの取れた食事を!!」
と、姉が生協に申し込んだのがキッカケ。
さらに父親、3年前に車の運転免許を返納したので、今では生活に欠かせないサービスになってます。
歩いて買い物に行けるようなスーパーもない、滋賀の田舎町なんです~(泣)
↓↓↓夕食宅配はこちら
毎日食べたら、いくらぐらいかかるのでしょうか?
実際にかかる料金は?
さて、毎月の利用料金は、実際にどれぐらいかかるのか。
父親の場合、最近1ヶ月分の利用明細で確認してみると、1ヶ月 22,880円(税込)でした。
内訳は
4種類のおかずコース1食520円が、同じく割引で→ 500円(税込)×22日分
となります。〈金額は2019年11月現在〉
2つのコース利用でこの料金、高いと感じるか安いと感じるかは、人それぞれでしょうね~。
父親本人は、毎日バランスの良いメニューを自宅まで届けてもらってるので、
「これぐらいの値段なら、安くてありがたい。」
という意見。
娘である私もそう思います。ありがたやありがたや~♪
ちなみに父親の場合、夕食サポートで栄養バランスは取れていると思うので。
あとは1週間に1回ペースで、姉や私が追加の食材を差し入れ。
意外とこのスタイル、食費のムダが少なく済んでる気がします。
ついつい買い過ぎて食材をダメにしちゃったり、という失敗がないですしね。
高齢者のひとり暮らし世帯に限らず、利用してみる価値はあるかも♪
滋賀県内で多くの世帯が加入している生協「コープしが」。
夕食サポート<つながり>を利用するなら、他にも色んなコースがありますよ。
興味のある方は、コープしがのサイトでチェックして下さいね。
まとめ
生協コープしがのお弁当宅配サービス『夕食サポート〈つながり〉』。
7年前に父親が利用し始めた頃は、ご近所で利用しているお宅はありませんでした。
それがどう広まったのか父親が言いふらしたのか、今では利用しているお宅が数軒あるそうな。
文句の多い父親も、コープしがの夕食サポートにはおおむね満足している様子。
離れて暮らしている身内にとっても、食生活を心配しなくていい本当~にありがたいサービス。
高齢者に限らず、仕事で忙しい単身世帯や共働き世帯でも、どんどん利用が増えていくかもしれませんね。
そして私のように料理の苦手な主婦にとっても、救世主的サービスになりそう。
息子たちが独立して、ダンナと2人の生活になったら、
「絶対に利用して、毎日の夕食づくりから解放されるぞ~~!!」
と、ひそかに野望に燃えております♪