板前魂の「大吉」がおいしいという情報を耳にしました。
でも、インターネットで調べてみても見つからない。
以前はAmazonなどでも販売していたようだけど、今は載っていない。
カタログ限定なのかな?と思いカタログを頼んでみましたが、載っていない。
もう「大吉」は販売してないんでしょうか。
板前魂の「花籠」というおせちが似たラインナップなので、改名したのかなとも考えました。
しかし、あるんですよ。
「大吉」は毎年、数量限定で販売されていて完売しています。
「どんだけ人気なの?」
「そんなにおいしいの?」
もう気になってしょうがないです。
ここで紹介してお得意様の方が買えなくなったら申し訳ないですが、紹介しちゃいます。
板前魂の幻の大吉の注文方法とは?
電話注文のみです。
え?電話注文のみって、もう大吉の情報を知るすべはないの?
それがあるんですよ。
ネットでもなく、カタログでもなく。
テレビCMで情報が流れているんです。
BS朝日、BS日テレ、BS11の午前~お昼頃に放送している韓流ドラマ、韓流時代劇の番組の合間に放送されています。
韓流好きな人をターゲットにしているのかな
なぜ分かったかというと、どうしても大吉が気になったので板前魂に直接問い合わせてみたんです。
本店に電話してみると、「着物姿の料亭の女将さん」というイメージの明るい声の女将さんが対応してくれました。
大吉についてお聞きしたいのですが、もう販売されてないのですか?
大吉ございますよ!
注文するにはどうすればいいですか?
電話のみの注文となってまして、テレビCM限定のおせちとなっております。
その後も丁寧にテレビCM情報などを教えてくれました!
テレビCM限定だったんですね、ネットで探しても見つからないはずです。
電話って緊張するんで、私だったら「やめとこうかな」ってなっちゃいます。
ネットの方がパパっと終わらせられていいですからね。
そんな時代にテレビ限定の電話注文のみとは、お得意様専用って感じがしますね。
価格:8,224円(税込み) 2019年11月8日現在
気になる大吉のラインナップ
幻の大吉のラインナップを調べました。
大吉は3人前で、和洋風三段重の34品目からできています。
それでは一の重から順番にご紹介します。
豪華食材たっぷり一の重
板前魂の大吉はネットにもカタログにも載っていないので、実は写真が無いんです。
でも、板前魂の「和洋風七段重」と共通のおせちが入っているので、今回はそちらの画像で紹介します。
引用元:https://itamae.1osechi.com/shop/g/g271101/
有頭海老 | たこの旨煮 | 若桃甘露煮 | 白花豆 |
味付数の子 | ドライ塩トマト | 子持ちヤリイカ | ベーコンチーズオードブル |
海老黄金手まり | たたきごぼう |
普段あまり口にできないような豪華な食材てんこもり。
どれから食べようか迷っちゃいます。
私は本能のままに数の子から食べます。
やさしい甘さにうっとり二の重
引用元:https://itamae.1osechi.com/shop/g/g271101/
伊達巻 | 田作り | 寿マロン | 黒糖黒酢の国産肉団子 |
栗甘露煮 | 花餅紅梅 | 花餅白梅 | にしん昆布巻き |
チキン三昧 | 照焼帆立 | オーロラカスタード | さつまいも干支 |
やわらか福さ焼き | 味付信田巻 |
どのおせちも色鮮やかできれいですね。
中でも、キラキラしたオーロラカスタードが目を引きます。
引用元:https://itamae.1osechi.com/shop/g/g840914/
オーロラカスタードって?
一口サイズの柔らかい餅の中に、上品な甘さのカスタードクリームが入っています。
華やかなオーロラシートで包んであってキレイですね。
おせちの箸休めにぴったりの一品。
洋のカスタードクリームと和の餅生地なんて、どんな味がするのかワクワクしますよね。
一口食べたら止まらない三の重
引用元:https://itamae.1osechi.com/shop/g/g271101/
黒豆(金箔入り) | 真だら子昆布煮 | ふかひれ風中華クラゲ | 子持昆布山海和え |
渋皮栗甘露煮 | きんとん | くるみ甘露煮 | 焼湯葉 |
こはだとかぶらの甘酢漬 | 紅白なます |
手の込んだおせち料理がいっぱい詰まっています。
これを一人で作るとなると、うーん、降参です。
おせちは職人さんにお任せします。
こだわり抜いた「大吉」のおせち10選!
大吉はどのおせちも見た目が鮮やかで、手が込んでいて、見るからに美味しそうです。
その中でもこだわり抜いたおせちを10品紹介します。
鮮やかな朱色の有頭海老(ゆうとうえび)
引用元:https://itamae.1osechi.com/shop/pages/kodawari.aspx
そもそも有頭海老って?
私は知らなかったので調べてみました。
そのままでした、頭が有る大型の海老です。
お祝い事の料理の華といえば海老。
色鮮やかで見栄えもよくなります。
ちなみに私、エビフライは尻尾まで食べる派です。
特製醤油ダレで漬け込んだ照焼帆立
引用元:https://itamae.1osechi.com/shop/pages/kodawari.aspx
板前魂特製の醤油ダレに漬け込み、香ばしく焼き上げた照焼帆立。
このタレの濃厚な味と帆立の磯の香りがあわさって美味しそう。
このタレだけでもご飯にかけて食べたい。
箸が通るほど柔らかい!たこの旨煮
引用元:https://itamae.1osechi.com/shop/pages/kodawari.aspx
100度以上の加熱蒸気でタコを蒸し上げることで、箸がすっと通るほどの柔らかさを実現。
私が知っているタコは箸が通ったことはありません。
タコってそこまで柔らかなイメージはなかったので、さすが職人技だなと驚きました。
ほんのり甘辛い味つけなので、お酒が飲みたくなりそう。
旨味のハーモニー!にしん昆布巻き
引用元:https://itamae.1osechi.com/shop/pages/kodawari.aspx
にしんと昆布の旨味が互いにしみ込んだ、風味豊かな昆布巻き。
あっさりした昆布に脂がのったにしんが合わさったら、もうお口が幸せになりそう。
にしん昆布巻きは、にしんに「二親」、こんぶに「子生」の字をあてることで子孫繁栄を願ったおせちにはかかせない一品です。
黄色いダイヤ!味付け数の子
引用元:https://itamae.1osechi.com/shop/pages/kodawari.aspx
太平洋産「本チャン」の一本もの!
本チャンってなんだろう?
本チャンというのは太平洋北部で水揚げされたニシンの数の子を業界用語でそう呼びます。
数の子は鮮やかに輝く黄金色から「黄色いダイヤ」とも呼ばれています。
私は数の子とはあまり縁がなく、お寿司などで時々食べるくらい。
味のないプチプチしたものというイメージでした。
ですが、安い数の子はししゃもの卵で偽物だったのです。
本チャン、どんな味がするのか気になります。
一豆入魂で炊いた黒豆
引用元:https://itamae.1osechi.com/shop/pages/kodawari.aspx
職人さんがこまめに渋抜きや灰汁取りを繰り返し、3日間かけて仕上げた渾身の一品。
黒豆をおいしく煮るのって難しいです。
甘すぎたり、煮すぎてふにゃふにゃになったり、煮足りなくて芯が残ったり。
私の場合は煮ているあいだに目を離しすぎて、煮汁がなくなっていたこともあります。
そんな黒豆を3日間かけて作るんですって。
甘さ加減が絶妙でふっくら柔らかな黒豆、箸が止まらなくて一人で全部食べちゃいそうです。
歯ごたえ最高!たたきごぼう
引用元:https://itamae.1osechi.com/shop/pages/kodawari.aspx
国産ごぼうの香りが活きた、まろやかな味わいの一品。
ごぼうが地中に長くまっすぐに根を張ることから、「家族や家業が根付いて安泰であるように」との願いを込めて食べる料理です。
醤油に少しのお酢を加えて作っているので、素材の味がしっかり活かされた味わい。
シャキシャキとした食感がたまりません。
ふんわりと包み込む触感!焼湯葉
引用元:https://itamae.1osechi.com/shop/pages/kodawari.aspx
香ばしく焼き目をつけた巻湯葉を、やさしい味でじっくりと煮含めています。
巻湯葉とは、大きく巻いた湯葉を乾燥させ、筒切りにしたものです。
板前魂は濃度にこだわった豆乳を湯煎にかけて、一枚一枚引き上げて丁寧に巻いたものを使っています。
素材の味を活かすためにできるだけ薄味に仕上げているので、大豆の上品な風味と香ばしさが引き立ちます。
さらにふんわりと包み込むようなやわらかい食感。
想像するとよだれが出てきます、一度でいいから食べてみたい。
最初見たときに「卵焼きかな?」って思ったのは内緒です。
さっぱりとした甘さ!若桃甘露煮
引用元:https://itamae.1osechi.com/shop/pages/kodawari.aspx
桃のみずみずしい香りが活きるよう、さっぱりとした甘さの甘露煮。
若桃って?
桃のわりに小さいわね
若桃とは、桃の花が咲いてから1か月ほど経ったころのまだ小さな桃のこと。
希少価値が高く、「桃の赤ちゃん」と呼ばれています。
まるで梅のような小ぶりの大きさで種まで柔らかく、青々とした鮮やかな色、淡い桃の香りが魅力的です。
若桃、そのまま食べてもおいしそう。
「甘露煮といえば栗」と思っていたので、若桃を使った甘露煮って気になります。
口に入れるとさっぱりとした甘さを感じ、噛むと若桃の香りと甘さが口の中に広がって、ほっぺがとろけちゃいますね。
ほわほわ食感の伊達巻
引用元:https://itamae.1osechi.com/shop/pages/kodawari.aspx
おせちの定番メニュー伊達巻。
家で作るとしたらはんぺん、卵などを使って作るのが一般的かな。
本格的に魚介をすりおろして作るのは大変です。
板前魂は新鮮な魚介を石臼で時間をかけてすりおろしているので、栄養成分や風味を逃しません。
家では再現できないような、素材本来の味やコク、香りを存分に楽しめます。
まとめ
板前魂のおせち「大吉」は電話注文のみで数量限定という徹底ぶり。
どうりで、ネットでいくら検索しても見つからないはずです。
一度は「大吉」を食べてみたくなりますね。
お得意様より早く注文しないと完売しちゃうから、すぐに電話しないとです。
こういう時に電話がつながらなかったら焦りますね。
私が板前魂さんに大吉について問い合わせた時もすぐにはつながらなかったんですよ。
それだけ人気なんだなーっと改めて思いました。
板前魂の大吉を食べて、おみくじも大吉ひきましょう!(なんてね)