日本の正月を彩るおせち料理。
たくさんの種類をつくるのって、すごく大変じゃありませんか?
重箱にきちんと詰められたおせちはとても魅力的ですが、そこまでに至る手間がなかなかしんどい。
私も生活が忙しく、なかなか自分で作ろうという気持ちになりません。
今の時代、重箱すらないという方もいるのではないでしょうか?
「重箱はないけれど、おせちは作ってみたい」
「手軽におせち気分を味わるものってないかな?」
そんな時、ワンプレートおせちを作ってみるのはいかがでしょうか?
お料理の種類は少なくて済みますし、重箱とはちがった雰囲気が斬新ですよ。
ワンプレートだったら、おせちを作ったことのない私もやってみたいなと思いました。
今回の記事では、ワンプレートおせちの盛り付け方を紹介します。
ワンプレートおせちのメリットとは?
おしゃれでかわいく作れる
その名の通り、お皿1枚でおせち料理を楽しむことができて、とってもお手軽なんです。
重箱に盛られたおせちはたしかに立派ですが、ワンプレートおせちはまた違った魅力があります。
重箱にはびっしりと詰め込みますが、ワンプレートでは余白をいかして作ります。
見た目がかわいいですし、使うお皿によって雰囲気を大きく変えることができるんです。
だから、ある意味では重箱よりも自由度が高く、自分好みのおしゃれなワンプレートおせちを作ることができるのです。
これだったら楽しく作れそうじゃないですか?
思ったよりも簡単そうですね。
少人数でもおせち料理を楽しめる
重箱は何人も食べる人がいないと作り甲斐もありませんよね。
ワンプレートおせちなら、2人でも、まだ小さなお子様のいるご家庭でも、食べる分だけ盛り付ければよいのです。
いつもの料理の延長で作ることができますよ。
ますます手軽に作れそうな気がしてきました。
でも、「自由」だからこそ、どうやってやればいいのかと悩んで難しいですよね。
大丈夫です。
基本やコツさえ押さえれば、誰でも簡単に楽しく盛り付けられることができますよ。
調べていて、おせち作りってこんなに簡単だったんだと私は驚きました。
さっそくプレートを選んでみましょう
何か特別なプレートを用意しなくちゃいけないのかな?
いえいえ、そんなことはありません。
新しく買うのではなく、お家にあるプレートで作れちゃうんです。
普段は使っていないプレートも、もしかしたらおせちを載せるのにすごく映えるかもしれません。
私はさっそく食器棚を探して、眠っているプレートを引っ張り出しました。
こういう時に使えばよかったのねと声もかけてあげました。
わざわざ特別なものを用意する必要がないのはとても楽チンですね。
白いプレート
白いプレートならシュっとした印象に仕上がります。
どんな色味のお料理でも、白がまとめてくれますので盛り付けがしやすいですね。
みなさんも白のプレートならお家にあるのではないでしょうか?
普段使い慣れているプレートでも、おせちのようにお料理を配置するとまた違って見えますよ。
いつもとはちがった魅力を見つけることができるのは嬉しいですね。
小皿や豆皿をのせて、お皿自体の色味を楽しむのも◎
白いプレートはいろんな工夫を受け止めてくれます。
黒いプレート
黒のプレートだと、一気に高級感が演出されます。
ぴかぴかつるつるの高級車も、だいたい黒塗りでは?
白いプレートより、色のトーン差が大きくなるので、より鮮やかに色味が引き立ちます。
ただ、あまりお料理を載せすぎると、黒が見えなくなってしまい、引き締まった感じが出なくなってしまいます。
ほどよく黒を残してお料理を配置するのが、綺麗に見せるコツです。
もし高級車ロールスロイスに、ごちゃごちゃとおせち料理が載っていたら、せっかくの黒塗りが台無しですよね。
ちょこんと置かれているからこそ、黒塗りが映えます。
車でそんなシチュエーションはないとは思いますが。
白のプレートについても同様、載せすぎると映えませんから、どんなプレートでもバランス良く配置してみてくださいね。
ちょっと難しそうだけど、ぎちぎちに詰めるよりも自分の感覚でできるから、気楽にできそうだなと思います。
その他のプレート
他には、半月盆や、ガラスプレート、花の形をしたプレートなど、ある程度の大きさのあるプレートならワンプレートおせちを楽しむことができます。
これじゃないといけない、と決まっていないのが意外でした。
おせち、だから特別なものを用意しないといけないと思いこんでいましたが、そんなことはなかったんです。
もらったけど使っていない…というようにお家に眠っているプレートはありませんか?
いつも使っていないプレートなら、より特別感が演出されるかもしれませんね。
ワンプレートおせちの盛り付け方
簡単なおせちの盛り付け方をご紹介します。
- まず、メインとなるお料理を真ん中に置きます。
- 周りにバランスよく小さなお料理を配置していきます。この時、並行であることや放射状に広がっていることを意識しましょう。
- 背の高いものは後ろに並べると、バランスが良いです。
- 黒豆や汁気のあるものは、小さな器に入れましょう。
- 南天の赤、松の緑を飾って鮮やかにしてみましょう。
以上が簡単な盛り付け方です。
メインを決めて、高さや並びを意識して配置していくだけです。
どこにこの食材を、と決まっていないので、臨機応変に、自由にできそうですよね。
来たる正月に備えて、頭の中でどこに何を置こうか妄想してしまいました。
どれが正解ということはないので、プレートの大きさや使うお料理によって、いろいろアレンジしてやってみてくださいね。
まとめ
誰でも気軽に楽しむことのできる、ワンプレートおせち。
いつものお料理に、ちょっと工夫を加えるだけ。
先ほども書きましたが、メインを真ん中に置いて、高さや並びを意識して配置していくのがコツです。
プレートの形によって置き方は変わってきそうですが、余白をつくることは共通のやり方です。
「重箱じゃないから、本物のおせちとは言えないけど…」
いえいえ、そんなことはありません。
大切なのは、おせちという文化を大切にし、それを受け継いでいこうとする気持ちだと思います。
文化は人の気持ちが繋いでいきますからね。
人生ではじめてのおせち、私も作ってみようと思います。
楽しくワンプレートおせちを作ってみてくださいね。