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サーロインステーキの焼き方は?フライパンでOK手順は5つ

洋食

夜ご飯、何にしようかな?

そうだ!頂き物のサーロインステーキがある。

でも、焼いたことないし、火力が大事って聞いたから、鉄のフライパンじゃないと美味しく焼けないかもしれない。

そう思ったら、自分で焼くのはハードルが高いですよね。

かといって、お店で食べるとなかなかのお値段。

私は、「大好きなサーロインステーキをお安く食べたい!」と、スーパーで買ってきて、我が家のフライパンで焼いたことがありました。

しかし、肉はパサパサで、味もぼやけた感じに。

悔しくて何度か挑戦しているうちに、下準備と焼き方が重要だと分かったんです。

鉄のフライパンでなくても、この2つさえ押さえればサーロインステーキを美味しく食べられます。

この記事を全部読んでくれたなら、あなたはもう「ステーキ焼き方マイスター」。

お恥ずかしながら、今書いている私は、美味しいステーキで口いっぱいにしたいという衝動にかられています。

サーロインステーキは焼き方が命

先に失敗から学ぼうということで。

私が焼いたサーロインステーキが美味しくなかったのは、結論から言うと「焼きすぎ」です。

生の状態のお肉は柔らかすぎて、歯でかみ切りにくいもの。

加熱することで中にあるタンパク質が熱に反応して、お肉がちぢみ食べやすくなるのです。

ところが、焼きすぎると肉汁が外に出てしまいパサパサに。

さらに厚みがあるので、「硬くてかみちぎれない」ということになります。

せっかく買ってきたサーロインステーキが、フライパンの中でそんな状態だったら、私はショックで夜しか眠ることができません

あなたには、私のような思いを味あわせたくない。

なので、今から焼き方の手順を紹介しますね。

「焼き方」については、かなり細かく解説しています。

ここがとても重要なところなので、しっかり読んでください。

ステーキを常温に戻していく

私は、サーロインステーキを冷蔵庫から出して、すぐに焼いていました。

これが、そもそもの失敗。

なぜなら、この状態だと表面温度と中心温度の差がありすぎて、焼いた時に中心部分だけ、火が通っていない状態になるんです。

生物ですし、食中毒を起こしたら怖い。

必然的に、レンジでチンすることに。

結果、加熱しすぎてパサパサになってしまいました。

このような失敗をしないためにも、焼く30分前には冷蔵庫から出しておいてください。

この時間が、ちょっと長いですよね。

私は、つけ合わせのポテトとにんじんを作ったり、別料理を作る、動画配信サービスを見るなりして30分過ごしています。

余分な水分を拭き取る

料理をするときになくてはならない調味料が油です。

だからこそ、料理をするとき注意するのが「水分」。

お肉を冷蔵庫から出して30分おいておくと、うっすら表面に水分がつきます。

「水と油」というように相性が悪く、このまま焼くとバチっと飛んで、痛い思いをしたことが何度もありました。

それだけではなく、四方八方に油が飛び散り、片付けの時にうんざりしながら拭くことになります。

これが嫌なんですよね。

お肉の表面の水分は、キッチンペーパーなどで両面拭き取ってください。

そうすることで、ステーキの味なじみもよくなりますし、痛い思いもせず、後片付けも楽と、良いことだらけです。

筋切りをして叩く

お肉には必ず、筋が存在します。

人体でいうと、アキレス腱などと同じですね。

この筋が厄介で、加熱すると縮む性質を持っています。

ステーキに限った話ではないですが、加熱をしすぎると固く食べにくくしてしまうんです。

なので、包丁の先端で刺すように、赤身と脂肪の境目にある筋を1〜2センチ間隔で切っていきます。

分かりづらい時には、ステーキ全体に格子状の切れ目を入れても大丈夫です。

筋を切ると、ステーキがちぢむのを防ぐのと、お肉自体が柔らかくなる効果もあるので一石二鳥。

その後、使っている包丁の背や麺棒や瓶などの棒状のもので、ステーキの厚みが均一になるように叩いてください。

ミートハンマーがあれば、それに越したことはありません。

私は包丁の背を使いましたが、棒状のものは叩く時の音が大きいですけれど、回数少なめで叩くことができます。

マンジョンのような集合住宅で音を気にする人は、包丁の背で叩く回数を多めにするほうが良いでしょう。

焼く直前に塩コショウをふる

サーロインステーキの下準備の中で、一番声を大にして言いたいことをお伝えします。

「塩コショウは焼く直前」でふってください。

私は、先にふった方が味がなじむんじゃないかと、最初の方で塩こしょうをふっていたんです。

ところが、これがとんだ間違い。

塩がステーキの中にある水分と一緒に、旨みも外に出してしまうんです。

サーロインステーキを美味しく食べようとして、実は焼く前から台無しにしていたんです。

ここは注意したいポイントです。

繰り返しますが、塩コショウは焼く直前ですよ。

ステーキはまず強火で焼くべし

さて、いよいよサーロインステーキを焼いていきます。

まず、フライパンを先に温めておきましょう。

この時、好みにもよりますが、私は油を入れた後ニンニクをいれて炒めています。

ステーキは、ニンニクを効かせた方が好きなんですよ。

このまま肉と一緒に焼くと、ニンニクは焦げてしまうので、一旦取り出しておきます。

油はサラダ油でもいいですが、牛脂ならステーキの良さをさらに高めてくれますよ。

美味しいサーロインステーキにするための火加減は、まず強火からです。

最初強火で焼いておくと、ステーキが持っている旨味を閉じ込めておくことができるからです。

閉じ込めておかないと、肉汁が外に出てしまい、ステーキがパサパサになる原因になります。

ステーキは、短時間で仕上げる焼き物なのです。

私は、ここを勘違いして、炒め物のように時間をかけて焼いていました。

美味しいサーロインステーキの焼き方は、「短期決戦」です。

それでは、サーロインステーキの焼き方について紹介しますね。

焼き方2種類紹介

焼き方は一般的には4種類。

細かく分けると10種類あります。

ロー、ブルー、ブルーレア、レア、ミディアムレア、ミディアム、ミディアムウェル、ウェル、ウェルダン、ベリーウェルダン

全部紹介したいところですが、ステーキは「しっかり焼く派」か「生が混じっていても良い派」に別れると思います。

例えば、ステーキ専門店で「焼き甘めで」なんて会話しませんよね。

ステーキだからこそ、焼き方にこだわりがあるんです。

なので、人気がある「ミディアムレア」と「ウェルダン」の2つを紹介します。

【ミディアムレア】

まずは、ステーキの焼き方で最も人気のある、ミディアムレアです。

  1. 強火でフライパンを加熱して、十分温めます
  2. ステーキの表面にしたい方を下にして、1分焼きます
  3. そのまま弱火にして1分焼きます(この時ステーキには触れないでください。)
  4. ひっくり返して強火で30秒焼きます
  5. 弱火にして1分30秒~2分焼きます(肉の表面に水分が浮いてきたら焼き上がりのサイン)
  6. 菜箸やトングで触ってみて、柔らかい状態で取り出します

表面はしっかり焼けていますが、切ってみると中はピンクと赤が混ざった状態。

噛むと肉汁ほとばしる、ジューシーな食感がたまりません。

【ウェルダン】

ステーキは歯ごたえがある方が好きという方には、こちらがおすすめ。

  1. 強火でフライパンを加熱して、十分温めます
  2. ステーキの表面にしたい方を下にして、1分焼きます
  3. そのまま弱火にして1分焼きます(この時ステーキには触れないでください。)
  4. ひっくり返して強火で30秒焼きます
  5. 弱火にして2分~3分焼きます(肉の表面ににじみ出た肉汁が固くなるまで待ちます)
  6. 菜箸やトングで触ってみて、かなり固くなったら取り出します

この焼き方は、脂肪分が多い高級和牛にぴったりです。

ステーキを切って、もう少し熱を加えたいと思ったら、アルミホイルでステーキを包むといいですよ。

余熱で歯ごたえが増し、肉汁も閉じ込められて、ジューシーさがアップます。

まとめ

今回は、フライパンでできるステーキの焼き方について紹介しました。

ここまで読み進めてくれたあなたは、ステーキ焼き方マイスターです。

外食もいいですが、家で焼くサーロインステーキの方が、アレンジの幅が広がり、自分好みの味で楽しめます。

ステーキを美味しく食べるためには、水分を取ったり、調味料を加えるタイミングが意外と大事です。

簡単なことのように思えますが、手を抜いたり間違えると、焼いた時にトホホな結果に。

そして、強火で焼き始めましょう。

今回紹介した2つの焼き方は好みが分かれるところ。

私はどちらも違う良さがあると思うので、その時食べたい方で楽しみます。

あなたも、サーロインステーキを自分で美味しく焼いて、おうち時間を楽しんでくださいね。

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タンサック編集部

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