透明な角切り寒天の上にあんこを乗せて、たっぷりの蜜をかけて食べるあんみつ。
みずみずしい寒天も蜜のかかったあんこもツヤツヤしておいしそう。
たまには和スイーツでほっこりするのもいいな。
でも、人気のお店は休日ともなると長い行列に並ばなくちゃならないらしい。
「楽して食べる方法は無いものか?」
そんな時はやっぱり、お取り寄せが便利ですよね。
あんみつは夏の和スイーツと思われている方が多いですが、最近では季節を問わず一年を通してお取り寄せができるお店が増えています。
人気のあんみつを自宅で味わうのもいいですし、手土産やギフトにするのも喜ばれそう。
そこで今回は、定番の味から変わり種のあんみつまで、お取り寄せできるおすすめのあんみつをご紹介します。
きっとお取り寄せしてでも食べたくなるあんみつが見つかりますよ。
おすすめのお取り寄せあんみつ9選
あんみつの誕生は昭和5年。
東京の甘味処でみつ豆にあんこと黒蜜をかけたら大ブレイクしたのが始まりなんだそうです。
その後、庶民の味として広まったあんみつは今でも変わらずに全国で愛されている味ですね。
お取り寄せでも人気のあるあんみつを「老舗・名店の味」と「定番から進化した変わり種」の2つに分けてご紹介していきます。
老舗・名店の味めぐり6つ
まずは、古くから続く和菓子の老舗や名店の甘味処のあんみつからご紹介します。
船橋屋のくず餅入りあんみつ
「特製くず餅入あんみつ」
消費期限:冷蔵で2日間(到着日とその翌日)
こちらも創業は江戸時代にさかのぼる和菓子の老舗「船橋屋」。
看板商品のくず餅が入ったあんみつです。
もちもちのしっかりした食感のくず餅はボリュームがあって、甘さ控えめのこしあんとも相性はバツグン。
くず餅とあんこが合うとは新しい発見でした。
天草から煮出して作る寒天はコリッとした食感です。
水切りも必要ないので、中皿の具材を寒天にのせて秘伝の黒糖みつをかければカップのままで食べられます。
カップのままなら手軽だし、ギフトや差し入れにしたら喜ばれそう。
ピンクとグリーンのぎゅうひ、みかん、クコの実の赤が彩りよく、見た目も味もスキのないあんみつなんです。
榮太樓總本鋪のフルーツあんみつ
「和菓子屋のあんみつ(黒みつ)9個パック」
賞味期限:常温で541日(製造日を含む)
江戸時代から続く和菓子の老舗「榮太樓總本鋪」。
先に発売されたみつ豆も有名ですが、あんみつだって負けていません。
榮太樓のあんみつは、どこか懐かしい味わいのあるフルーツあんみつ。
丁寧に炊いたあんことお豆、寒天、フルーツと黒みつ、それぞれの素材のバランスがいいんです。
こだわりの寒天は生に近い食感が楽しめる逸品。
フルーツは黄桃、白桃、パイナップル、みかんの4種類が入っています。
フルーツポンチみたいで子供も喜びそう。
江戸時代からの老舗なんて聞くと恐れ多い気もしますが、食後のデザートとして気軽に味わえるのがこのあんみつの魅力です。
長く人気が続いているのも納得ですね。
あんこと蜜が別添えになっているのもうれしいポイント。
日持ちがいいからギフトにも向いていますね。
あかりやの小江戸川越の風情あるあんみつ
「あかりや特製あんみつ」
消費期限:冷蔵で発送日を含め3日
埼玉県川越にある人気の甘味処「あかりや」。
一番人気の特製あんみつは、まん丸の煮あんずとみかん、チェリーがちょこんとのった昔懐かしい雰囲気のあるあんみつ。
シンプルですが丁寧な仕上げにこだわった、あかりや自慢のあんみつです。
みかんとチェリー以外は全て手作り。
あかりやは寒天ではなく、角切りにしたところてんを使っているんです。
ところてんと寒天とは作る工程が違うので風味や食感も違ってくるんですよ。
あんみつの食感のバランスを大切にしているので、生のままのフルーツはメニューに入れていないそうです。
だから煮あんずをトッピングしてあるんですね。
ほんのり磯の香りがするところてんに、あんみつ専用の甘さ控えめあんこをのせて、コクのある黒みつをたっぷりかければお店で食べるままの味。
ぎゅうひはもっちもち、赤えんどう豆もほくほくです。
見た目はシンプルだけどお店のこだわりが詰まったあんみつをぜひ堪能してみて下さい。
伊豆河童ところてんが主役のあんみつ
引用:https://www.tokoroten.co.jp/c/izukappaanmitsu
「白蜜あんみつ」388円(税込・2019年10月現在)
賞味期限:常温で60日間
伊豆河童のところてんは職人の手作り。
富士山の湧水を使い、通常の2倍の天草から作るところてんはコシが強く歯ごたえがバツグンなんです。
材料は2倍、コストは4倍もかかるんだとか。
それでも値段は税込388円と、とてもリーズナブルです。
北海道産のあずきを使ったつぶあんは京都の老舗あん製造所から取り寄せたもの
。
自社のところてんに合うしつこくない甘さのあんこを探し回って、やっと出会った相性バッチリのつぶあんです。
具材は「ところてん」、「つぶあん」、「白みつ」の3つのみ。
シンプルだけどガツンと食べ応えのあるあんみつです。
甘いものが苦手な方にもおすすめですよ。
あんことみつは個袋入りで、リンゴ酸入りの保存液に浸したところてんは常温で60日間の日持ちがします。
自宅にストックしておけば急なお客さまが来たときにも重宝しそうです。
みはしは蜜にこだわるサッパリあんみつ
引用:https://mihashi.jp/?pid=130200391
「あんみつ6個入り」3,020円(税込・2019年10月現在)
消費期限:冷蔵でお届け希望日の翌日
「あんみつと言えばみはし」と言われるほど有名なお店ですね。
東京に8店舗あり、休日はお店の前に行列ができる人気のあんみつ専門店です。
行列に並ぶことなくゆっくりと好きな時に食べられるのがお取り寄せのいいところですよね。
お店のメニューにある10種類のあんみつの中でも一番の人気は定番の「あんみつ」。
さっぱりしたあんみつを目指し、こだわっている黒みつは沖縄から200㎞離れた島の黒砂糖を使用し、黒みつと白みつのちょうど中間くらいの絶妙なバランスの味になっています。
ツヤツヤのこしあん、寒天、ほくほくの赤えんどう豆、ぎゅうひ、みかんにたっぷりかけて召し上がれ。
ちょっぴり酸っぱい国産のみかんがいいアクセントになってます。
お取り寄せの注文が込み合うギフトシーズンは早めの申込みをおすすめします。
赤坂相模屋のあんみつで伝統の製法を守る
引用:https://www.akasaka-sagamiya.co.jp/item/anmitsu_3/
〒107-0052 東京都港区赤坂3-14-8
「あんみつ2〜3人前」1,299円(税込・2019年10月現在)
消費期限:冷蔵で約3日(お届け日より1〜2日)
明治28年創業の「赤坂相模屋」。
先祖代々受け継いだ伝統の製法で、あんみつ材料の製造、卸し、小売りを専門としています。
料亭やホテル、喫茶店などがあんみつの材料として仕入れている有名なお店です。
料理のプロも認める味なんですね。
少量生産にこだわって、「寒天」、「蜜」、「豆」「あんこ」、「ぎゅうひ」はすべて手作り。
赤坂相模屋のあんみつは、寒天が小さくカットされずに、かたまりのまま届きます。
これは作りたての風味を出来るだけ生かすようにするためだとか。
引用:https://www.akasaka-sagamiya.co.jp/item/anmitsu_3/
こんな感じで、あんみつ2~3人前の寒天約390g、こしあん90g、豆40g、ぎゅうひ12個、蜜1本がセットになって届きます。
大きなかたまりの寒天は迫力がありますね。
蜜は「コクのある黒みつ」と「あっさりした白みつ」から選べますよ。
どちらもおいしそうで迷っちゃいますね。
私ならアイスクリームをトッピングするなら黒みつ、フルーツならさっぱりと白みつかな。
12人前セットまであるので人数に合わせてお取り寄せが出来ますよ。
見た目も味も進化した変わり種3つ
続いてここからは、「見て楽しい・食べておいしい」、定番から進化した変わり種あんみつを3つご紹介します。
宇治のお茶屋さんの抹茶づくし
引用:https://www.itohkyuemon.co.jp/fs/ujicha/094118-015216309
「宇治抹茶あんみつ 4個入り」3,175円(税込・2019年10月現在)
消費期限:冷蔵で発送日を含めて3日間
メディアにも多く取り上げられている京都宇治のお茶屋さんが作った、抹茶づくしのあんみつです。
抹茶ゼリーは「宇治のみどり」を使った見た目も鮮やかなみどり色。
一緒に入っている寒天のコリコリ感と抹茶ゼリーのプルプル感を同時に味わえます。
蜜は、「宇治の白」を使った抹茶みつ。
素材に合うお茶の種類を使い分けるなんてお茶屋さんならではの技ですね。
丹波産あずきを丁寧に炊いたつぶあんと白玉をのせて抹茶みつをかければ、京都の茶寮を訪れた気分になれるかも。
お茶の風味が口いっぱいに広がりますよ。
私はさらに抹茶アイスをトッピングして食べたいな。
抹茶好きの方にはゼヒおすすめ!
宝石箱みたいなあんみつ羊かん
引用:https://www.amazon.co.jp/dp/B0095DEJFA
「一枚流し麻布あんみつ羊かん(16×11㎝/2台一組)」1,944円(税込・2019年10月現在)
賞味期限:冷蔵で製造加工日より8日
箱を開けてビックリ!
まるで宝石箱のようなキラキラしたあんみつ羊かんです。
まずビジュアルでやられちゃいます。
甘さ控えめのさらっとした羊かんに閉じ込めた、ごろっとした栗、やわらかい紅白のぎゅうひ、透明感のある寒天。
見た目は羊かん、でも味はあんみつです。
付属の木べらでお皿に取り分けて食べれば家族の会話もはずみそう。
おもてなしにもぴったりですね。
お取り寄せは2台セットになっています。
1台のサイズはハガキよりもひと回り大きいくらいで3~4人分になります。
生菓子ですが冷蔵で8日間の日持ちがするのでギフトにしても喜ばれるでしょう。
味の変化も楽しめるあんみつゼリー
引用:https://www.issen-yosyoku.com/plants
「祇園のぷるこちゃん抹茶あんみつゼリー」580円(税込・2019年10月現在)
消費期限:冷蔵で出荷日を含め3日間
「おいしくてキレイにもなれるお菓子が食べたい。」
という祇園の舞妓さんの要望から生まれた「祇園のぷるこちゃん」。
ネーミングもかわいいですね。
あんみつの具材をコラーゲンたっぷりの透き通ったゼリーで閉じ込めた、見た目も涼やかなあんみつゼリーです。
女性へのプレゼントにする男性も多いそうですよ。
密に代わりに甘くないエバミルクをかけて食べるんです。
おすすめの食べ方は
- まず始めはそのまま、抹茶ゼリーの風味と黒糖ゼリーの濃厚さを味わう。
- 少し減ってきたところで下の方のあずきとかき混ぜ、別添えのエバミルクをかけてまろやかな味を楽しむ。
エバミルクでコクもプラスされるので、ぜひ味の変化を楽しんでみて下さい。
甘いものが苦手な方でも、無糖のエバミルクが甘さを調整してくれるので最後までおいしく食べられますよ。
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舞妓さんのようなプルプル美肌になれるかな?
お取り寄せの際に注意してほしい事
あんみつは賞味期限の短いものが多いため、お取り寄せの注文をする時には賞味期限を確認の上、必ず配達の日時を指定するようにしましょう。
発送から受け取りまでに時間が掛かってしまうと、届いた時には賞味期限が過ぎている、なんてことになりかねません。
そうならないためにも、確実に受け取りができる日時を指定して下さいね。
ギフト用には賞味期限の長いものをおすすめします。
もし賞味期限の短いものを送る際には、事前に先方のご都合を伺っておきましょう。
お取り寄せのあんみつをおいしく食べるために、賞味期限の確認と配達日時の指定をお忘れなく!
まとめ
昭和の初めに誕生してから庶民の味として愛されてきたあんみつ。
「みつ豆にあんこをのせただけでしょ。」
なんて、とんでもない。
具材の味・食感のバランスまで考え抜かれた、奥の深ーい和のスイーツでした。
今回ご紹介した老舗のあんみつも変わり種のあんみつも、どれもおいしそうで目移りしてしまいそうですね。
普段なかなか足を運べないお店でも、お取り寄せすればいろんな味を楽しむことが出来ます。
お店ごとのこだわりが詰まったあんみつを食べ比べしてみるのも面白いと思いますよ。
私は、寒天の風味と食感に注目して食べ比べしてみようかな。
お世話になった方へ感謝の気持ちを込めて、あんみつを送るのもいいですね。
気になっているあんみつ、さっそくお取り寄せしてみましょうよ。
私のイチ押しはコレ↓
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