暑い時期には冷たい麺類が、のどごし良くておいしいですね。
そば、うどん、そうめん、冷やし中華に、冷製パスタなどなど。
でも、最近私が気になっているのは「冷やしラーメン」。
パッと見た感じは、普通のラーメン。
なのに、スープも麺も冷たくて、暑さでほてった体も一気にクールダウンできるとか。
まだ食べたことがないんですが、スープの味も麺の種類も、温かいラーメンと同じようにバリエーションがあるというので、興味津々です。
1番人気のある冷やしラーメンって、どんなものなんでしょう。
ちょっと、通販サイトで調べてみました。
そうしたら、ありえない結果が。
「冷やしラーメン」で検索しているのに、トップに出てきたのは、なんと汁なし担々麺。
食べたいのは冷やしラーメンなのに、どうしてこうなる?
かくなる上は、私がきちんとデータを取って、人気の「冷やしラーメン」を調べるしかない!
ということで、人気ランキングを作りました。
お取り寄せで食べられる、冷やしラーメンの人気ベスト3を紹介します。
人気のある冷やしラーメンをお取り寄せしたい、あなた。
この記事が、きっと役に立ちますよ。
冷やしラーメンお取り寄せランキング
ウィキペディアによると、「冷やしラーメン」とは麺もスープも冷たいラーメンで、麺がスープの中に浸っているものを指します。
普通のラーメンのスープに冷水や氷を入れて作る場合もありますが、それではスープの脂が固まって浮くので、おいしくなさそうです。
このランキングは、
- 冷やしラーメン専用スープで食べる商品
- 楽天市場とヤフーショッピングの、レビュー件数が多い商品
で、ベスト3を決めました。
楽天とヤフーの両方に出品されている商品は、レビュー件数を合算し、評価点は平均値を表示しています。(2020年5月時点の情報です。)
では、さっそく見ていきましょう。
1位:夏限定!冷たいラーメン5食
引用元:https://item.rakuten.co.jp/takasago-mejya/thr-5hy/
商品名 | 夏限定 冷たいラーメン5食 |
販売店 | こだわり麺工房高砂 |
内容量 | 半生麺(110g) × 5 醤油味ープ(50g) × 5 |
価格(税込) | 1,620円 |
レビュー 件数/評価 | 37/4.55 ※楽天・ヤフー合算 |
賞味期限 | 常温で60日(未開封) |
発送形態・方法 | 宅配便 |
送料 | 無料(沖縄県・離島は送料がかかります) |
冷やしラーメンランキング堂々の第1位は、こだわり麺工房高砂の「冷たいラーメン」です。
お店自慢の細ちぢれ麺は、プリプリでモチモチとした食感。
焼津産の鰹節でだしを取った、さっぱり味の醤油スープとよく絡みます。
お店のおすすめアレンジは、お酢とごま油を小さじ1ずつ加えてスッキリと香りよくしたり、お好きな野菜をトッピングすればよりあっさりと食べれるそうです。
私、魚介系さっぱり味が好きなんですよ。
レビューで、どう評価されているのか気になりますね。
さっそく見てみましょう。
楽天・ヤフー共に、☆1つや2つの低評価は全くありません。
悪いレビューといえば、☆3つのこれだけ。
5食入りで1,620円ですから、1食あたり324円。
お店で食べることを考えると、かなり安いです。
こだわり麺工房高砂は、青森県で明治から続く老舗の麺工房。
添加物をできるだけ減らし、身体に優しい、素材にこだわった麺づくりをしているそうです。
コスパを良くしようとしたら、その分添加物も多くなりますよね。
味だけでなく、健康にも配慮してくれているのが、嬉しいじゃありませんか。
お店の思いやりが詰まった、この値段は決して高いとは言えません。
コスパという点では、こういうレビューもありましたよ。
コスパだけじゃありません。
スープの味や麺についても、高評価なレビューが多いです。
スープは、だしの味がしっかりする、という評価が多かったです。
ラーメンのスープを残すという人は多いですが(私も残す派です)、このスープは飲み干せそうですね。
麺も、歯ごたえがあって、おいしいそうです。
モチモチとした、しっかり歯ごたえのある麺に、かつお味のあっさり醤油スープ。
想像しただけでお腹が空いてきました。
2位:元祖・栄屋本店の「冷やしらーめん」
引用元:https://item.rakuten.co.jp/yamagata-kikou/rb13133/
商品名 | 山形元祖冷たいラーメン【栄屋本店冷しらーめん】 |
販売店 | 山形ふるさと食品館 |
内容量 | 生麺(180g)×4 スープ(75g)×4 |
価格(税込み) | 2,130円 |
レビュー 件数/評価 | 22/4.26 ※楽天・ヤフー合算 |
賞味期限 | 製造より冷蔵10日 |
発送形態・方法 | 宅配便・冷蔵便 |
送料 | 無料(沖縄県は別途送料880円) |
第2位は、山形ふるさと食品館が販売する「栄屋本店」の冷やしラーメンです。
栄屋は山形市内にある老舗ラーメン店で、冷やしラーメンはこの栄屋が元祖なんですよ。
「冷たいそばはあるのだから、冷たいラーメンも食べてみたい。」というお客さんの声を受けて、昭和27年に初代の店主が開発したという、けっこう歴史のある食べ物なんです。
私は関東に住んでいるのですが、冷やしラーメンを知ったのは最近のこと。
こんなに昔から食べられているとは、知りませんでした。
冷たくても脂の固まらないスープを作るのに、1年かかったそうです。
麺は太目の熟成麺。
スープは、ガラスープをベースにかつおエキス、山形特産の洋梨ラ・フランスの果汁を隠し味に、あっさりとした中にコクのある醤油味です。
こちらの商品は、夏だけでなく1年中販売されています。
真冬に、暖房の効いた部屋で冷やしラーメンを食べるというのも、なかなかオツなものじゃないでしょうか。
長年地元で愛されてきた味が、通販で楽しめるのはありがたいこと。
レビューも、きっと評価が高いはず。
レビュー評価で☆1・2の低評価は見当たりませんでした。
悪い評価といえるのは、このコメントくらいですね。
それでも☆4つ付いていましたから、☆5つ付けられなかった理由というところでしょう。
このレビューを書かれた方は、まだそんなに暑くない時期に食べられたそうです。
真夏の暑い時期に食べるように作られたレシピですからね。
塩分補給用に、濃いめの味付けになっていることは十分考えられます。
辛いのが苦手な方は、水の量を増やしたり氷を入れると丁度よく食べられると思います。
レビューを見てみると、元祖として有名なこの味を食べたくて注文した、というものが多かったです。
また、太麺と醤油味スープの相性も好評ですよ。
細麺好きも納得の味、ということですね。
氷を入れて、スープをキンキンに冷やし、野菜をいっぱい入れて食べるとすごくおいしいそうです。
サッパリ醤油味の、元祖冷やしラーメン。
これは、ぜひとも食べなくては。
3位:冷やし和風ラーメン「冷和」
引用元:https://item.rakuten.co.jp/senkyakumenrai/nt-e/
商品名 | 冷し和風ラーメン「冷和」 |
販売店 | めん工房久保田 |
内容量 | 麺:110g×5 スープ:10g×5 |
価格(税込み) | 1,000円 |
レビュー 件数/評価 | 12/3.42 |
賞味期限 | 常温で90日 |
発送形態・方法 | ゆうパケット便 |
送料 | 無料 |
第3位は、めん工房久保田の冷やし和風ラーメン「冷和」です。
めん工房久保田は、香川県にある老舗製麺所「久保田製麺業」の通信販売ブランド。
新元号「令和」と共にスタートさせたブランドへの意気込みが、商品名にも表れています。
麺は、コシがあって歯ごたえもいい、ストレートの細麺。
スープは、瀬戸内海産のカタクチイワシでだしを取り、品よく旨みの効いた醤油味。
イワシのだしって、まろやかで味がいいんですよね。
きっと、サラッと飲めるスープじゃないかと、想像できます。
するすると食べやすそうな、ラーメンですね。
どんなレビューがあるのか気になります。
最低評価はありませんでしたが、高評価をつけていたレビューにも、このコメントがありました。
麺を入れると、スープが見えなくなってしまう、というコメントも。
画像からも分かりますが、スープは麺が隠れるほどの量ではありません。
これは、クレームと言うより「おいしいスープをもっと飲みたい。」という要望なのでは。
冷たいから、麺が伸びてしまう心配はないので、スープの増量を検討して欲しいです。
この商品の麺は、1分30秒ほどで茹で上がる細麺。
この短さは、そうめん並みです。
暑い時期に、ささっと作って食べられるラーメンということですね。
「うどん県」香川の製麺所が作るラーメンですからね。
きっと、しっかりとしたコシのある麺だと思います。
スープもイワシのだしに昆布エキスも入っているので、純和風な味わい。
香川県の冷やしラーメンと考えれば、この麺とスープの組み合わせには、「なるほど!」と膝を叩きました。
あっさり味で、するする食べられる和風冷やしラーメン。
とても興味深いです。
冷やしラーメンは東北の味
冷やしラーメンの発祥は、山形県。
東京などで知られるようになったのは2000年頃からです。
しかし、通販で購入できる商品は、他の麺類に比べるとまだまだ少ないのが現状。
だからですかね。
こんなレビューが目立ちました。
冷やしラーメンは山形県だけでなく、福島県の会津坂下(ばんげ)町にも「いしやま」という、冷やしラーメンの名店があります。
こちらは、高熱で食欲のないお客さんのために、ラーメンの麺を水で洗って食べさせたのが始まりだとか。
どうして、東北地方で冷たいスープで食べるラーメンが望まれたのか、気になったので調べてみました。
どうやら、地形が関係しているようです。
東北地方は、夏は涼しいんじゃないのかと思っていましたが、山に囲まれた地形で盆地が多く、1933年には山形市で40.3度を記録した事もあるそうです。
冷やしラーメンが生まれた場所は、実は、夏はとても暑い地域だったんです。
だから、たっぷりの冷たいスープで食べる、冷やしラーメンが喜ばれているんですね。
地方独特の食べ物から、全国に知られる味となり、通販でお取り寄せできる冷やしラーメンが、これからもっと増えると思います。
楽しみですね。
まとめ
通販でお取り寄せできる「冷やしラーメン」人気ベスト3を紹介しました。
老舗製麺所が作る商品から、「元祖」冷やしラーメンまで。
麺の種類からスープの味まで、個性豊かなラインナップになったと思います。
どれも気になる1品ですが、私は1位の「夏限定冷やしラーメン」を頼もうと思います。
「限定」という言葉に弱いんですよ。
かつおだしでグイグイ飲めるというスープと、細ちぢれ麺がどう絡むのか興味津々です。
あなたは、お気に入りの商品が見つかりましたか。
このランキングが、参考になれば嬉しいです。
お気に入りの冷やしラーメンで、ズズッと涼みましょう。