タラバガニ、ズワイガニ、毛ガニ。
カニといえばいろいろあるけれど、私の"推しガニ"は「香住ガニ」。
兵庫県の香住(かすみ)港で水揚げされることが、その名の由来。
プリプリとした食感が、なんともたまらないんですよね。
しかし近場に住んでいない限り、気軽に食べに行くなんて難しそうです。
こんなときには、やっぱり通販で。
きっと水揚げしたての新鮮さを味わえるはず。
そこで香住ガニの通販サイトを探ってみました。
「香住ガニの売ってるサイトなんて、そんなに無いかもな。」
しかし私の予想とは反対に、続々サイトが現れます。
やっとなんとか5つまで絞り込み。
これがなんとまぁ、バラエティに富んだ通販サイトばかり。
見ているだけでも楽しいです。
これなら香住ガニも倍おいしいに違いない。
間違いなし!香住のカニ通販サイト5選
香住ガニの通販サイトを探す上で、私が一番こだわったのはその"充実度。"
カニは素材を楽しむ食べ物。
同じ香住ガニならば、ある程度味が決まってくると思ったんです。
もちろんカニへのこだわりも、しっかりチェックしましたよ。
「これだったら間違いないでしょ」と、正直自信もってます。
これぞ本場!にしとも「かに市場」
引用:https://www.nfoods.co.jp/index.html
メディアでも何度も紹介されている、にしともの「かに市場」。
遠方ならば、ただでさえ手に入りにくい香住のカニ。
そのカニが鮮度バツグンで、しかも安い。
ですが、それもそのはず。
漁場の近くに直売所があり、それが大量の仕入れを可能に。
その量は香住トップクラスとも言われています。
ふるさと納税でも、チョイスで1位になるほどの味。
よっ、待ってました!
なんて、きっとファンの口コミに違いありませんね。
ゆでガニの他に、刺身で食べる「活ガニ」も販売。
お店自体も、兵庫県知事賞を受賞するほどの優良店。
本場ならではの香住ガニなら、安心できるこの通販サイトで決まりです。
見やす過ぎの干一「KAN-ICHI」
引用:http://www.kanichi-web.com/
このシンプルで見やすいサイト、危険信号です。
見やす過ぎて、あれもこれもポチリと買ってしまいそう。
こんなに見やすいカニのサイトは初めて。
なんて声もあるくらい。
インスタグラムもされていて、何だか親近感が出ますよね。
カニの内容も充実していて、言うことなし。
社長自らが毎朝こだわって選ぶ、香住のカニ。
仕入れたら鮮度を保つため、速攻で水洗い。
さらに「浜ゆで」と言われる調整の難しいゆで方だからこそ、カニの旨味と柔らかさがさらに深くなるのだとか。
こちらのお店も「ゆで」「活き」両方あります。
とにかく、見やすく・わかりやすく・買いやすい。
オシャレなイメージのこの通販サイトなら、カニも気負わず買うことができそうです。
カニ味のカニ!今西食品「かにの合」
引用:https://www.ima-syoku.com/
昭和26年から続く老舗。
その代々伝わる技術で、手間ひまをかけた仕事ぶりが人気のこのお店。
「手間ひまかけると言ったって、どうせ機械がするんでしょ。」
なんて思ったら大違い。
こちらではなんと、今でも1つ1つ手作業しているんです。
その情熱は、通販サイトのいたるところで感じられます。
香住ガニの商品は「ゆで」のみ。
ここの香住ガニは、かなり濃厚。
なんて口コミを見つけました。
その秘密は、ボイルの際の"ゆで汁"。
香住ガニをゆでる時、ズワイガニのエキスを使っているんです。
それが、より濃厚な味を実現。
カニに「カニ味」を付け足すなんて、考えもしなかった。
香住ガニは、「姿」か「切り」の選択が可能。
気さくなお店。問い合わせにも気軽に答えてくれます。
なんて声もあって、感じの良さがうかがえます。
こちらのお店のフェイスブックもおもしろいですよ。
文字通り「2倍おいしい」カニを、ぜひ試してみて下さい。
キレイでラクなマルヤ水産「まるや」
引用:http://kani-maruya.co.jp/
まるやでは、香住ガニの「姿」や「切り」だけでなく、「むき身」も人気。
カニは好きだけど、食べるまでが・・。
「ハサミで身を出していく作業は、食べるまでに疲れ切る。
なんて人たちにはもってこい。
そしてまた、そのむき身のキレイなこと。
これはほめ言葉ですが、こんなキレイなむき身は「かにかま」でしかお目にかかったことがない。
引用:http://kani-maruya.co.jp/?pid=94426511
自分でむけば、形が残る方が少ないくらい。
これなら小さい子供がいても、ラクラクで一緒に香住ガニをペロリ。
このひと手間が省けるのは、やっぱり大きいですよね。
それに使い道が広がるのも、むき身ならでは。
ハードルの低いカニのむき身なら、この通販サイトが絶対おすすめ。
酒好きはコレ!ハマダセイ「かに物語」
引用:http://kani-monogatari.shop/
直球な名前がおもしろいです。
実はこの通販サイト、カニの身は売ってありません。
その代わり、お酒好きなら魅力的な一品が。
なんと、レンジでチンをする「かに甲羅盛り」が名物なんです。
香住ガニの「ほぐし身」と、濃厚な「カニみそ」を楽しめます。
カニの甘さとカニみその濃厚さが口の中で交わって・・・。
あぁ、想像しただけでもたまらない。
お酒にも合うんです。
わかります、そうでしょうとも。
また、贈り物にしても喜ばれるかも。
レンジでチンをするだけで食べられるので、これを食べる為に用意するものなんてナシ。
そして甲羅付というのがニクいです。
これだけで豪華さがアップ。
だって結婚式でも、よくカニの甲羅付のグラタンが出てくるじゃないですか。
あれが中身だけだったら、やっぱり格落ちしますよね。
甲羅があるのとないのでは、雰囲気も大違い。
香住ガニとカニみそのコラボレーションを味わいたい方は、ぜひこちらの通販サイトへ。
香住ガニと松葉ガニは「腹」で見極める
「香住ガニと松葉ガニって何が違うの?」
香住のカニについて調べていると、この質問にかなり出会いました。
実は香住ガニで有名な「香住港」、松葉ガニの水揚げもされています。
この両方が水揚げされる港は、近畿地方ではここだけ。
だからこの周辺の宿では食べ比べなんかもできたりして、まさに「贅沢の競演」。
その時"わかったフリ"になってしまわぬよう、違いを表にまとめました。
香住ガニ | 松葉ガニ | |
正体 | 紅ズワイガニ | ズワイガニのオス |
水揚げ時期 | 9月~翌年の5月まで | 11月~翌年の3月まで |
味 | ・ジューシー ・柔らかい甘み |
・身がしまっている ・濃厚な旨味 |
色(甲羅側)※生→ゆで | 鮮やかな赤色のまま | 赤茶色→鮮やかな赤色へ |
色(腹側) | 赤色 | 白色 |
香住ガニの、まさかの正体は「紅ズワイガニ」。
また、松葉ガニは「ズワイガニ」のオスのことを指すそうです。
水揚げ期間の長い香住ガニの方が、価格は安めの様子。
安いのにおいしいなんて、なんて魅力的なんだろう。
それにしても、ゆでた「腹」が見分けのポイントだったとは。
ちなみにズワイガニは、腹面の脚の先まで白いです。
姿が出されても、腹をガッツリ上げて確認しなくて大丈夫。
食べるときには「腹面の白」をチェックしてから、その名を出すことにしよう。
まとめ
正直、香住のカニは一生食べることができないと思っていました。
だって私の住んでいる場所からは、香住はかなり離れてる。
香住ガニ=紅ズワイガニとわかった今なら、香住に行かずとも味わえることは承知の上。
日本近海でとれることも確認しました。
だけどやっぱり、「香住ブランド」を体験してみたいじゃないですか。
香住港でとれなきゃ、香住ブランドとは言えませんからね。
「香住ガニ食べた」なんて自慢できるかも、エヘヘ。
だから、最後の手段で通販サイトへ。
けれども、「香住ガニ」の通販サイトがこんなに出てくるなんて、思いもしませんでした。
やっとチョイスした5つは、どれも一度は試したいお店ばかり。
せっかくなら「食べた!」を感じることができる、「かに市場」のゆでガニを買ってみようかな。
選んだどの通販サイトも楽しくて、こんなに時間が過ぎていたとは。
みずみずしい香住のブランドガニを、あなたもぜひ試してみませんか?