先日、親戚の集まりで、東京に住んでいる姪と久しぶりに会いました。
子供を保育園に預けながら仕事もがんばっていて、少しお疲れ気味。
そんな姪の負担を減らせる方法はないかと考えて、食材宅配サービスのパルシステムをすすめてみようと思いつきました。
こだわりの安心食材を届けてくれるのが魅力です。
姪やその子供には安全なものを食べてほしいな。
子供が小さいと買い物するのも大変だし、子育て中にはうれしいサービスではないでしょうか。
しかし、心配なのは食費がかさんでしまうのではないかということ。
スーパーで買い物するより、どれくらい高くなるのか。
また、安全性にこだわった食材宅配サービスなら他にもありますから、そういったサービスと比べてどうなのかということも気になります。
そこで、今回はパルシステムの商品の値段や料金について調べてみました。
(以下の情報はすべて2020年12月現在のものです。)
パルシステムの商品の値段は高い?
引用元:https://www.pal-system.co.jp/trial/standard/?via=j-header
パルシステムの商品は、産地直送を中心として独自の栽培基準で作られた野菜や果物、添加物をなるべく使わない加工品など安全性にこだわった商品です。
それならばお値段も高いだろうと思いますが実際はどうなのでしょうか。
スーパーや他の食材宅配サービスとの比較や、利用者の口コミから探ってみました。
スーパーや他の食材宅配との比較
パルシステムのWebカタログからいくつかの商品の価格を抜き出して、イオンのネットスーパー、オイシックス、らでぃっしゅぼーやと比較しました。(価格はすべて税抜)
パルシステム | イオン | オイシックス | らでぃっしゅぼーや | |
豚ローススライス100g | 249円 | 258円 | 340円 | 386円 |
鶏むね肉100g | 95円 | 88円 | 140円 | 232円 |
にんじん(100gあたり) | 30円 | 41円 | 100円 | 55円 |
玉ねぎ(100gあたり) | 22円 | 22円 | 72円 | 48円 |
キャベツ1玉 | 180円 | 178円 | 380円 | 398円 |
たまご10個 | 242円 | 198円 | 6個318円 | 298円 |
牛乳1000㎖ | 234円 | 170円 | 282円 | 296円 |
食パン1斤 | 178円 | 135円 | 260円 | 299円 |
豆腐1丁 | 139円 | 75円 | 218円 | 245円 |
米5㎏ | 1,768円 | 1,842円 | ー | 2,980円 |
スーパーのイオンと比べると値段は少し高めですが、野菜や米など安い商品もありますし、全体的に見ると想像していたほどの差はないという印象です。
コンセプトが似ている他の食材宅配サービスと比較すると、明らかに低価格。
安全基準や割引サービスなどはそれぞれ違うので、単純に比較することはできないと思いますが、個々の商品の値段は安いと言うことができます。
安全性の高い食品でありながら、スーパーとお値段はそこまでかわらないなんて、パルシステムの商品はとてもコスパがいいと言えるのではないでしょうか。
商品の値段は他の食材宅配よりスーパーの方に近いですね。
パルシステムの値段に関する口コミ
実際にパルシステムを利用している方々はどんな感想をお持ちなのでしょうか。
商品の値段に関する口コミを集めてみました。
まずは悪い口コミから見てみましょう。
値段が高いのに野菜の鮮度が悪くて、欠品が多いということですね。
野菜が手に入りにくい時期だったのかもしれませんね。
品薄のため、鮮度の悪いものを配達してしまったのでしょうか。
お値段の割に品質がいいという口コミもありますよ。
お仕事をされていたりすると、疲れて帰ってきて食事を作るのは大変。
パルシステムにはミールキットや料理の時短ができる商品もあるから便利です。
良い口コミを意図的に抜き出していると思われるかもしれませんが、商品の値段に関していえば悪い口コミはほとんどありませんでした。
実際に食べてみて、品質に対しての価格に満足されている方が多いということですね。
値段に関しては不満が少ないようです。
パルシステムの料金を安くする方法
パルシステムの商品代金以外でかかる費用は次の2つです。
加入時に1,000円~2,000円(地域によって金額が異なる) 退会時に返金される。
【手数料】
毎週165円~220円(税込、地域によって金額が異なる) 配達のない週もかかる。
パルシステムは生協なので加入するときは出資金が必要ですが、やめるときには返金されます。
手数料は1回あたりは高くないと思いますが、配達のない週でも料金がかかってしまうのがもったいないですね。
毎週注文する人ならいいのですが、月に1,2回しか注文しない人にとっては、ひと月に800円前後かかるというのは高い気がします。
これには解決法があって、割引制度を利用したり、注文方法をかえることで手数料を節約できるんですよ。
割引制度で手数料を節約
パルシステムの手数料には様々な割引制度があります。
割引の内容は地域によって異なりますが、ここでは東京の場合をご紹介しますね。
利用金額割引 | 1回5,000円(税込)以上の注文でパルシステム手数料が165円(税込) 1回12,000円(税込)以上の注文でパルシステム手数料が無料 ※加入5年以上なら1回8,000円(税込)以上の注文で無料 |
ふれんどパル割引 | ふたり分の商品を一カ所に配達でパルシステム手数料がそれぞれ半額 |
グループパル割引 | 3人以上分の商品を一カ所に配達でパルシステム手数料が無料 |
キッズ特典 | 母子健康手帳交付から1歳の誕生日を迎えるまでに申請で、申請から26週間(約6ヶ月)手数料無料 小学校入学前まで(就学する年の3月末まで)なら1回3,000円(税込)以上利用で手数料無料 |
シルバー特典 | 単身世帯で満70歳以上 夫婦二人世帯でいずれか一方の方が満70歳以上の場合 親子・兄弟などで住んでいる満70歳以上の家族は手数料が半額(4年目以降は無料) |
ハンズ特典 | 障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳 都医療券(難病医療券)を持った家族がいる世帯は配送料無料 |
東京に住んでいる姪の場合は、小学校入学前の子供がいるのでキッズ特典が使えます。
つまり、3,000円以上注文すれば手数料が無料になるということですね。
3,000円くらいならすぐに超えそうな金額だから、無理なく手数料が無料にできそう。
手数料の割引のことも教えてあげなくちゃ。
地域ごとの割引制度の詳しい内容は、ホームページに記載されています。
お住いの地域ではどんな割引が受けられるのか確認してみるといいですね。
自分は割引の条件には該当しないという方も、月々の手数料を減らす方法がありますよ。
それが「タベソダ」です。
「タベソダ」で手数料を節約
パルシステムでは通常、毎週紙のカタログが配達され、それを見て注文用紙に書いて提出するか、Webサイトやスマホアプリで注文します。
これとは別に、専用のスマホアプリで商品を選んで注文する「タベソダ」というサービスがあります。
タベソダなら紙のカタログの配達がなく、手数料がかかるのは注文した時だけです。
ただし、タベソダと通常のカタログでの注文は、併用はできませんので注意が必要。
割引についても、カタログ注文で利用できる特典はタベソダでは使えません。
- 紙のカタログは配達されない。
- 配達料がかかるのは注文した週だけ。
- 1回の配達料はカタログでの注文より安くなる(地域によって異なる)。
- カタログでの注文とは割引特典が異なる
タベソダにすれば、注文しない週には手数料はかからないので、ひと月あたりの手数料が減らせそうですね。
紙のカタログがないのも、じゃまにならないしエコだと思います。
タベソダの特典は次のどちらかで、地域によって異なります。
小学校入学前の子供がいる場合、1回5,000円(税込)以上の注文で配達料無料
1回5,000円(税込)以上の注文で配達料無料
利用者の状況によっては、カタログ注文の割引制度を利用する方がお得になる場合もありますので、自分だったらどちらが得なのか確認してみましょう。
タベソダについてはこちらで詳しく紹介されています。
まとめ
パルシステムの商品の値段や料金についてご紹介しました。
安全性の高い食材を手に入れるためにはお金がかかるイメージでしたが、パルシステムの商品は、スーパーと比べてもそんなに高いわけではないということがわかりました。
これなら姪の家の食費が急にふえてしまうという心配もなさそう。
買い物の負担が減らせるし、安全なものが食べられるしで、一石二鳥。
姪には自信をもってすすめることができます。
パルシステムは安心安全の品質でありながら、利用しやすい値段の食材宅配サービス。
配達にかかる手数料の負担を減らせる割引制度や注文方法もあります。
さっそく姪に教えてあげよう。
パルシステムを便利に使って、もっと元気になってくれるといいな。
おばちゃんのおせっかいをきっと喜んでくれるでしょう。