京都市と奈良市のちょうど真ん中にある街、京都府城陽市。
我が家がこの街に引っ越してきた時、子どもはまだ1歳でした。
静かでのどかな環境が残っていて、のびのびと子育てをする上では理想的。
都会にほどよく近い便利さも気に入っています。
だけど、ただ一つ不満なことがありました。
気軽に行けるオシャレなカフェが、城陽にはなかったのです。
子どもが成長して幼稚園に行き始めると、ママ友とのランチが忙しい日々の息抜きになってきます。
なのに、ググっても出てこない「城陽市オシャレなカフェ」。
結局、「いつもの喫茶チェーン店でサンドイッチとコーヒー」ということに。
ご褒美感や特別感を堪能したい私たちのユートピアはどこにあるの。
そんなふうに長きにわたってランチ難民だった城陽ママたちに朗報です。
最近、城陽市で素敵なカフェがどんどん増えています。
早速、JR奈良線・城陽駅周辺でママ友ランチにおすすめのお店をご紹介します。
ランチのあとのスイーツタイムにぴったりのお店も見つけましたよ。
城陽駅東側のご当地グルメ
城陽市を南北に走る鉄道はJR奈良線。
この線路を境に城陽駅周辺を東と西に分けて、まずは城陽駅の東側から2店舗をご紹介します。
燻煙広場パーチェ
城陽駅から徒歩6分のところにある「燻煙広場pace(くんえんひろばパーチェ)」。
自家製燻製を楽しめるお店です。
こちらでいただけるのは、限定10食の「おまかせ燻製ランチ」1,000円(税別)。
スープ付きのワンプレートランチです。
数量限定なので、ママ友たちと行くなら予約は必須ですね。
お店の入口で、ランチプレートの内容をお知らせしてくれています。
この日のメインは、食べ応えのありそうな燻製ポークソテーでした。
燻製たまごは人気商品なので、あなたにもぜひ食べていただきたいです。
お店に入った途端に、燻製のスモーキーな香りに包まれます。
テーブル4つとカウンター5席のコンパクトなスペースで、アットホームな雰囲気の店内です。
切り株のクッションがかわいいテーブル席へ座りました。
燻製ランチを注文して、ジュージューとお肉を焼く音と香りを楽しみながら待ちます。
来ました〜。
分厚く切り分けられた燻製ポークソテーがけっこうなボリュームです。
たっぷり盛られたサラダも女性には嬉しいですね。
お肉をひと口噛み締めると、ジューシーで香ばしい味わいが口いっぱいに広がります。
パーチェのオーナーさんにうかがったところによると、生肉の状態で燻製してから焼き上げているんだそうです。
そして、オーナーさんが燻製にこだわっているのはお肉だけではありません。
黄身がトロッと半熟の燻製たまご。
この黄金色の輝きに目がクギ付けになってしまう。
燻製の深い香りと黄身の甘さが絶妙です。
サラダの上に乗っているのは、燻製チーズですね。
これはとってもいいアクセントになっています。
プチデザートで付いているヨーグルトには、燻製ナッツのハチミツ漬けが添えられています。
燻製の旨みとナッツの香ばしさがマッチしたハチミツです。
ヨーグルトの酸味とも相性バツグンでした。
他にも、スープに燻製ウィンナーが入っていたり、ご飯に添えられた大根のお漬物も燻製だったりと、まさに燻製づくし。
こんな珍しいランチを1,000円で食べられるなんて、とてもお得ですよ。
ランチメニューだけじゃなく、燻製の盛り合わせや創作燻製も注文できます。
気になる燻製をママ友たちでシェアするのもいいですね。
私が食べてみたいのは、ご飯に合いそうな「塩さばの燻製仕立て」。
燻製さばサンドも人気メニューですよ。
燻製商品はテイクアウトもできます。
チーズケーキやスウィートポテトなどスイーツの燻製まであるなんて。
子どもたちのおやつにお持ち帰りできますね。
城陽市で珍しい燻製ランチ、ママ友と一緒に食べればきっと盛り上がります。
店名 | 燻煙広場pace(パーチェ) |
住所 | 京都府城陽市寺田水度坂15−452 |
電話番号 | 0774−56−0117 |
営業時間 | 火曜・土曜11:00〜21:00 金曜11:00~15:00, 17:00~21:00 月曜・日曜11:00~18:00 【ランチ】平日11:30〜14:00 |
定休日 | 水曜日・木曜日 |
駐車場 | あり |
このあとはおいしいスイーツとコーヒーを飲みながら、ママ友とお喋りの続きをしましょう。
パーチェから歩いてすぐ、ほっこりできる素敵なカフェをご紹介します。
cafe木製ロケット
燻煙広場パーチェから徒歩8分のところにある「cafe木製ロケット」。
こちらのお店ができた時、城陽市でこれまで見たことのないオシャレな外観に私も含めてママ友たちはかなりザワつきました。
「木製ロケット、行った?」。
久々に顔を合わせたママ友とは、挨拶がわりにこの一言が交わされました。
もちろん、外観だけじゃなく、店内もとってもハイセンスです。
落ち着いたブルーの壁、ぬくもりある木のイス、味のある床。
雰囲気があって、とっても居心地がいいです。
上の写真の左奥は、個室のようなソファ・スペースになっています。
こんなにゆったりしたスペース、ついつい長居しちゃいそう。
良かったです、子どもたちが幼稚園を卒園していて。
時間を忘れるぐらいゆっくりしすぎて、お迎えの遅刻常習犯になるところでした。
今回は、やわらかな日差しに包まれたカウンター席に座らせてもらいました。
ここに座ってボーッとするだけで、日頃の疲れが癒されます。
木の板の壁がまた素敵じゃないですか。
キッチンに並べられたカラフルなカップたちも可愛くて、心がなごみます。
「次に来たときは、アボカドとクリームチーズのサンドウィッチだな」とランチメニューを脳裏に焼き付けながら、ケーキを待ちます。
さぁ、来ましたよ。
今回はガトーショコラとコーヒーを注文。
添えられたクリームがピンク色で、テンション上がってしまいました。
早速、ケーキを口に入れると、「温かい!」とビックリ。
なんと、わざわざ温め直して出してくれているんです。
このひと手間が嬉しいですね。
ほんのりした温かさのおかげで、生地のチョコが溶けて風味がさらに際立ってきます。
自然と笑顔になってしまうおいしさ。
ランチタイムもカフェタイムもほっこりできる、オシャレな木製ロケット。
あなたもママ友と一緒に、ぜひ足を運んでみてくださいね。
店名 | cafe木製ロケット |
住所 | 京都府城陽市寺田正道9-14 |
電話番号 | 0774-26-8440 |
営業時間 | 11:00~22:00(L.O. 21:00) |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | あり |
緑に囲まれた癒しのご当地グルメ
城陽駅からは少し離れていますが、ぜひご紹介したいランチスポットがあります。
ロゴスファミリーレストラン
日本の大手アウトドアブランド・LOGOS(ロゴス)と城陽市がコラボして生まれたのが、「LOGOS LAND(ロゴスランド)」。
ホテル室内にテントが設置されていたり、手ぶらでBBQができたり、気軽にアウトドア体験ができるテーマパークです。
週末は城陽市内外からたくさんの家族づれが訪れる人気ぶり。
城陽駅の東側ですが、なだらかな鴻ノ巣山の上にあるので、車で行くのがオススメです。
2時間までなら、駐車料金は無料で停められますよ。
駐車場からロゴスの建物までは、緑の木々に癒されながら歩いていきます。
山の上だから、空気もさわやかで気持ちいいですよ〜。
途中にロゴスランドならではのフォトスポットがあるので、ママ友たちとの思い出を写真に残すのも楽しいですね。
宿泊施設の1階にあるのが、「ロゴスファミリーレストラン」です。
料理はイタリアンベースで、本格的なピザやパスタを食べることができます。
ママ友との楽しいランチにピッタリなお店として、自信を持ってオススメします。
店内は自然の中をイメージしていて、外でランチを食べているような雰囲気。
開放的な空間は元気な色使いで、気持ちがウキウキしてきますよ。
外から撮った写真ですが、一面が大きな窓なのでお店の中はとっても明るいです。
ランチコースは3種類あって、こんな感じです。
前菜バイキング+パスタまたはピザ+コーヒー
前菜バイキング+パスタまたはピザ+メインディッシュ+コーヒー
前菜バイキング+パスタまたはピザ+メインディッシュ+本日のデザート+ドリンク飲み放題
パスタ、ピザ、メインディッシュは4種類ずつあって、コースに応じて1品ずつ選びます。
この日は少なめに①のロジーランチを注文しました。
まずは前菜バイキングをいただきます。
本格的な前菜が食べ放題なのは嬉しいですね。
テンション上がって、前菜からママ友とのおしゃべり全開になりそうです。
どの前菜もおいしかったですが、私は旨みのギュッと詰まったサワラのトマト煮が気に入りました。
バケットはトーストでカリッと焼いたあと、オリーブオイルを少し垂らして。
続いて、選んだマルゲリータピザが来ましたよ。
香ばしく焼けたピザ生地の上には、濃厚なトマトソース、とろけるモッツアレラチーズ。
チーズの焦げ目がたまりませんね。
やっぱり、シンプルなピザが一番好きです。
薄めの生地はパリッと焼き上がっていて、チーズのモチモチ感と合う!
シンプルだけどボリュームがある大きさのおかげで、お腹いっぱいになりました。
最後はコーヒーでほっこりとしながら、ママ友とおしゃべりの仕上げを。
緑に囲まれたロゴスファミリーレストランで、ぜひリフレッシュのひとときをママ友と過ごしてくださいね。
店名 | ロゴスファミリーレストラン |
住所 | 京都府城陽市寺田大川原24-4 ロゴスランド内 |
電話番号 | 0774-58-0010 |
営業時間 | 【モーニング】7:00〜9:00 【ランチ】11:00〜15:00(L.O.14:30) 【カフェ】15:00〜17:00(L.O.16:30) 【ディナー】17:00〜21:00(L.O.20:00) |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | あり |
城陽駅西側のご当地グルメ
続いては、城陽駅の西側にあるランチスポットです。
西側には城陽市市役所があり、公務員の人たちがお昼休憩にササッと利用できるお店が多いエリア。
でも、最近はゆっくりとランチを楽しめるカフェも増えてきました。
利兵衛カフェbyOHSHIMA
城陽駅から徒歩10分、城陽市市役所のすぐ近くにある「利兵衛(りへえ)カフェbyOHSHIMA」。
こちらは、「パンのフルコース」がいただけるカフェです。
平日ランチは2回に分けての入れ替え制になっていて、こんな感じ。
②13:15〜14:10/フリードリンク付き1,300円(税別)
フルコースといっても、お値段はリーズナブルで安心しました。
パンのフルコースってどんなのか気になりますよね。
では、ご案内しま〜す。
タヌキ君のお出迎えを受けながら、大きなのれんをくぐって建物の中へ。
1階は、創作どら焼きを中心に販売する和菓子屋さんです。
階段を上がった2階に利兵衛カフェはあります。
踊り場にパンのオブジェがたくさん飾ってあって、期待がさらに高まります。
大きな窓から日差しがたっぷり降り注いで、とても明るい店内です。
窓にはちょうど目線のところにシートが貼ってあるので、外からの視線を気にする必要がありません。
広いテーブルはゆったり座れて、ママ友とのおしゃべりも弾みそう。
和モダンという言葉がピッタリの壁紙が華やかさを演出しています。
そして、美しく並べられたテーブルとイス、ゴミの落ちていない床。
清潔感も大切にしているのが分かり、ご褒美ランチのママ会にはピッタリな雰囲気ですよ。
時間になると、ランチタイムスタートです。
遅れないように、開始時間5分前にはお店に到着しておきましょう。
自分が食べたいパンをお皿に自由に取っていくビュッフェ形式です。
「お客様に焼き立てのパンを食べてもらいたい」というオーナーさんの思いから、時間を追って焼き上がったパンがどんどん並べられていきます。
パンの他には、サラダ、スープ1種類、コーヒーやジュースなどのドリンク類があり、おかわり自由なのが嬉しいですね。
メニュー表の写真が見えにくいですが、「前菜パン」「メインパン」「デザートパン」と書いてあります。
約20種類のパンが、フルコース料理のように時間をあけて出てくるんです。
まずは、前菜のサンドウィッチからスタート。
つい最初から勢いづいて、「ハム」「ローストビーフ」「オムレツ」「タマゴサラダ」4種類のサンドウィッチ全部をお皿に取ってしまいました。
でも、持ってみたら。
こんなにミニサイズで、2口ぐらいで食べられそうな大きさ。
これならいろんな種類を食べられるから、安心です。
私のお気に入りは、このオムレツサンドでした。
フワッと柔らかいオムレツ、薄く塗られたバターとケチャップのやさしい組み合せが最高。
こちらは贅沢なローストビーフサンド。
マスタードがアクセントになっていて、お肉もジューシー。
さぁ、どんどん行きましょう。
続いて、一番手前がガーリックトースト、ミニレーズンパン、チーズトースト。
ガーリックの香りが食欲をそそります。
焼き立てでまだ温かいレーズンパンは外側パリッ、中はもっちり。
噛み締めると、小麦の風味を感じることができました。
この日は、やさしい味わいのトマトスープでした。
温かいスープを飲んでいるあいだにも、店員さんが「〇〇パン、焼き上がりました〜」と次々に焼き立てパンを並べていきます。
そのうち、店員さんが各テーブルを回って、半分にカットした「OHSHIMA特製カレーパン」をお皿に乗せてくれました。
衣はサックサク、中には熱々のカレーがぎっしりと詰まっています。
スパイシーなカレーがおいしくて、あっという間に食べてしまいました。
カレーパンを食べ終えた頃、店員さんがテーブルまで運んできたのは塩ロール。
パリッと焼き上がった表面に粗めの塩がトッピング。
食べる前からバターの甘い香りがただよってきます。
口に運ぶと、バターの風味がジュワ〜ッとあふれます。
塩の旨みもクセになるんですよね。
この他に季節のピザやドッグサンドも並んだのですが、メインパン全制覇はできませんでした。
それぐらいたくさんの種類のパンが並びます。
デザートパンもサイズが小さいから、いろんなものをちょっとずつ食べられて幸せ。
手前のシュトーレンは、自家製ドライフルーツとナッツが通常の2倍以上入っているというこだわり。
しっとりした生地とたっぷりのナッツやフルーツの組み合わせは、リッチな味わいですよ。
パクッと一口で食べられる苺のタルト。
お腹もいっぱいになってきているので、これぐらいの小ささがちょうどいいです。
そして、デザートもいよいよ終盤へ。
カスタードクリームがたっぷりの冷やしクリームパンです。
あっさりとしたクリームはよく冷えていて、プリンのような味わい。
前菜からデザートまで、パンのフルコースで大満足のランチタイムを過ごしました。
ご紹介したパンはほんの一部です。
約20種類あるから、お腹を減らして行かなくちゃ。
ママ友とおしゃべりもしないといけないし、パンもどんどん食べないといけないし、忙しそうに見えるでしょう。
でも、女性は同時に2つのことができる特殊能力を兼ね備えていますので、全く問題なく楽しめますよ。
店名 | 利兵衛(りへえ)カフェbyOHSHIMA |
住所 | 京都府城陽市寺田東ノ口44-54 |
電話番号 | 0774-26-6632 |
営業時間 | 【ランチ】第1部12:05~13:00/第2部13:15〜14:10(予約優先) 【ブランチ】土・日のみ9:30~10:30(要予約) 【ディナー】15:00~24:00(要予約) |
定休日 | 火曜日・水曜日 |
駐車場 | あり |
パンランチを楽しんだあと、子どものおやつを1階の和菓子屋さんで買うのもいいけど、もう1軒オススメのお店が近くにあります。
千馬MIYABI
上でご紹介した利兵衛カフェから歩いて5分のところにある「千馬(せんば)MIYABI」。
フルーツをメインにしたスイーツショップです。
城陽市の果物専門店が経営しているから、フルーツは味も鮮度もバツグン。
大人気のフルーツ生サンドは閉店時間前に売り切れることも。
店内のショーケースには色とりどりのフルーツサンドが並んでいて、どれも新鮮でおいしそう。
その時期の旬のフルーツを使っているので、品揃えはどんどん入れ替わりますよ。
人気ナンバーワンの「5種の果実のミックスサンド」500円(税別)を購入しました。
キウイ、苺、パイン、バナナ、柑橘が入っていて、我が家の子どもたちも大喜びでした。
いろんなフルーツを味わえて、なんとも贅沢。
「パンランチでお腹いっぱい」と思っていましたが、これがまた大きすぎず、ちょうどいいサイズなんですよ。
子どもだけじゃなく、私のお腹にもしっかりおさまりました。
あなたにもぜひ、旬のフルーツサンドを味わって欲しいです。
店名 | 千馬(せんば)MIYABI |
住所 | 京都府城陽市寺田袋尻19−1 |
電話番号 | 0774-66-2121 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 月曜日 |
駐車場 | あり |
まとめ
城陽市の城陽駅周辺で、ママ友ランチにもピッタリなご当地グルメをご紹介しました。
ママたちはいつも家事や育児、仕事に頑張っていますよね。
でも、ずっと頑張りすぎていると、息切れしてしまうことも。
そんな時はママ友とおいしいランチを食べながら、たっぷりおしゃべりしてリフレッシュしましょう。
城陽市はどんどん進化していますから、オシャレなランチが食べられるお店も増えています。
ママが元気になって笑顔が増えると、家族もきっと嬉しいはず。
エネルギーチャージして、また明日から頑張りましょう。