カニを買う時って人によって食べる量がちがうし料理方法でも一人前の量って変わってきますよね。
しかも「うちの子供、カニ食べるかな?」
「おじいちゃん、おばちゃん、最近食が細くなったからあんまり食べないかな?」
「うちの旦那、カニ大好物だから量が少ないと怒っちゃう!」
「生ものだから買いすぎて食べれなかったら腐らせてもったいない!」
などなど、カニを買うときの悩みが尽きないあなたに朗報です。
この記事を見ればあなたの家庭にあった最適な一人前の量がわかります。
カニ、一人前の目安
カニの一人前について各世代別でまとめました。
種類 | 年配男性 | 年配女性 | 成人男性 | 成人女性 | 子供(中学生以上) | 子供(小学生以下) |
カニ姿 | 600g | 500g | 800g | 700g | 700g | 500g |
むき身 | 500g | 400g | 500g | 500g | 500g | 400g |
これがだいたい500g(一人前)のカニ姿です。
むき身だとサイズにもよりますが足が10~15本で500g(一人前)です。
カニの姿だと甲羅の分が入っているので多めの量を買う必要があります。
カニの大きさや種類にもよりますが1杯、500gのものが多いので料理のサイドメニューとしてなら十分な量です。
ですが「がっつりカニを食べるぞ」というあなたには少し物足りなく感じると思います。
そこで私的にはむき身がオススメ。
むき身なら500g単位で売っているので一人前分買えますし何と言っても食べやすいように殻がカットされて売っているものがあります。
この殻がカットされているというのが最高です。
カニっておいしいけど、殻を割って食べると手が汚れるし割り方が下手だと、殻の間にカニ身が残ってしまい、なかなかうまく食べれませんよね。
子供なんてカニ身が殻に残ってても平気で捨てちゃいます。
なので食べやすく、1人前単位で買えるむき身が食べるのにはベストですね。
だけど行事とかで見栄えや食卓の彩り重視の場合はカニの姿で買う必要がありますね。
カニの食べ方別、一人前目安
カニってしゃぶしゃぶやすき焼き、または刺身などいろんな食べ方がありますよね。
でも食べ方によってどのくらい、一人前として準備したほうがいいかわからないと思います。
そこで食べ方別でまとめましたのでご紹介します。
カニのボイル、一人前
一番シンプルな食べ方がボイルしたカニ。
カニだけを楽しむのであれば一人前、500gが目安ですが、他に何かメインのおかずがあってサイドメニューとして食べるのであれば、100g~200gあれば満足できます。
ボイルで食べるなら毛ガニがオススメ。
毛ガニのカニ味噌は甘くてお酒のつまみとしては最高です。
サイドメニューとして:100~200g
カニしゃぶの一人前
カニしゃぶを食べるときは一緒に野菜を食べますのでカニだけの量としては一人前で300gが目安になります。
カニしゃぶなのでここでもやはりむき身を購入したほうが食べやいです。
ズワイガニは細身で味が甘めですがタラバガニは肉厚でボリューミーといった特徴がありますのでカニしゃぶならタラバガニがいいかもしれませんね。
タラバガニ:肉厚でボリューミー
一人前の量:300g
カニすき焼き、一人前の目安
カニすき焼きはカニがメインというより肉がメインになりますので脇役のカニ一人前の目安としては150gあれば十分です。
カニすき焼きの場合もむき身のほうが食べやすいですね。
普通のすき焼きよりカニが入っていることで豪華さが倍増するので特別な日に食べてもいいですね。
カニの種類としてはタラバガニがオススメ。
タラバガニがオススメ
カニの刺身、一人前の目安
あの透き通ったカニ身に醤油を少しつけ食べるとたまらなくおいしいカニのお刺身。
カニの刺身を見るだけでテンション上がりますよね。
刺身で食べるときってカニだけではなくまぐろや他の刺身と一緒に食べることが多いと思いますのでカニ一人前の目安としては100g(4本程度)で十分です。
そしてカニの刺身で食べるならズワイガニがオススメ。
ズワイガニの甘さと口当たりのいい触感でクセになってしまいます。
ズワイガニがオススメ
カニ焼き、一人前
カニ焼きを食べるならBBQですよね。
BBQでお肉を食べるの飽きてきたなと思った頃にお口直しでカニを食べれば最高です。
なのでカニの一人前の量としては80g(3本程度)食べれればいいアクセントになり満足もできると思います。
カニ焼きでオススメなのがタラバガニです。
焼くと甘みがでてとてもおいしいので是非、参考にして見て下さい。
タラバガニがオススメ
カニの保存方法
カニを一人前の目安で買ったけど食べきれず残してしまう事もありますよね。
高級食材を捨てるわけにはいかないし、できればおいしく保存したいなと思うのが普通です。
そこでおいしく保存する方法について詳しくご説明します。
生ガニの保存方法
結論からいうと生ガニのままで保存するのはやめておきましょう。
生ものなのでそのまま保存していると味が落ちるのは当然ですが、食中毒などの原因にもなりますのでくれぐれも生ガニの状態での保存はしないようにしましょう。
生ガニは保存するなら一度茹ででその後冷、冷蔵する場合は2日間、冷凍保存する場合は1ヵ月程度を目安に食べるきるよう心がけましょう。
茹でカニの保存方法
保存方法としてはラップや新聞紙で包んで冷蔵庫や冷凍庫で保存するのが一般的です。
保存しているときに水分が抜けてしまう可能性があるのでなるべく密閉した状態が好ましいです。
保存期間は冷蔵庫で2日間、冷凍庫で3日間となります。
生ガニは冷凍保存すると1ヵ月程度保存がききますが、茹でガニは生ガニ程、鮮度が良くないので冷凍保存しても期間が短くなってしまいます。
冷凍カニの保存方法
保存方法としては茹でカニ同様、ラップや新聞紙で包んで密閉させ冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。
保存期間としては冷凍庫で2~3週間程度が目安となっています。
冷凍カニを冷蔵庫で保存するのは適していないので「解凍するから冷蔵庫に入れてたけど食べるの忘れてた、めんどくさいから冷蔵庫でそのまま保存しとこう」などはやめましょう。
まとめ
カニの一人前についてご紹介しました。
今回ご紹介した一人前の目安を元にあなたの家族構成で計算すれば購入するカニの量が決まるので是非参考にして見て下さい。
私はカニが嫌いな人はいるわけないと何の根拠もないんですがそんな考えがあり、カニを買って家に帰った日があるんです。
そしたらまさか自分の子供がカニ嫌いという事が発覚しました。
しかも子供2人共がカニ嫌いなんです。
子供たちに喜んでもらおうと4人分買ったのに嫁さんと二人で食べることになり量が多く、結局食べ過ぎて一時期はカニを見るのも嫌になった苦い経験があります。
みなさんは同じ苦い経験をして欲しくないので事前に自分の家族にカニ嫌いがいないか確認してから家族構成に合わせてカニを購入してくださいね。