2019年8月の発売以降、根強い人気を集めているスタバのノート。
「スタバ×コクヨ」のコラボ商品で、これにはスタバファンだけでなく、文具ファンも注目。
私はスタバが大好きで、作業するにも友達とお喋りをするにも、足が自然とスタバに向かってしまうほど。
その日もいつものようにスタバに行き、レジに並んでいる時、ふとグッズコーナーを見るとちょうどいいサイズのキャンパスノートが。
ちょうどいいサイズもそうだけど、クリスマス仕様のグリーンに目が惹かれ、思わずノートを手に取りました。
すると、そこには「スターバックスで使用したミルクパックを原料としています」という表記が。
私はそのリサイクルの取り組みに共感し、即購入しちゃいました。
そして、実際に使ってみて人気の理由に納得。
スタバのノートが気になっているあなた。
この記事では、なぜスタバのノートが人気なのか、スタバの取り組みを含めたノートの魅力と使ってみた感想を紹介します。
読み終わった後は、スタバのノートの魅力が分かるだけでなく、あなたの意識までも変わるかもしれませんよ。
スタバのノートは全6色でカラフル
現在スタバのオンラインストア・店舗(一部を除く)で販売されているノートは、全6色のカラーバリエーション。(2020年11月現在の情報)
引用元:https://product.starbucks.co.jp/goods/goods/4524785396678/
カラー | ホワイト・グレー・ネイビー・ピンク・レッド・グリーン |
値段 | 480円(税抜) |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 15.5×1.0×21.0㎝(A5サイズ) |
取り扱い | 店舗/オンラインストア |
上記の写真は、ホワイト・グレー・ネイビー・ピンクの4色。
ホワイトは、2019年の発売当初から人気の定番色。
グレーは以前に限定販売されていたものが再販されています。
ネイビー・ピンクは2020年9月から発売されているもので、SNSでも「可愛い!」と人気を呼んでいます。
ノートは何冊あっても嬉しいものなので、色違いで揃えるのも楽しいですよね。
こちらの2色は、ホリデーシーズン限定のカラー。
毎年スタバでは、11月~クリスマスまでの期間「ホリデーシーズン」と題して特別なグッズやドリンクを販売します。
レッドとグリーンのクリスマス仕様のカラーでワクワクしちゃいますね。
私はグリーンの色に一目惚れしました。
レッド・グリーンはホリデーシーズンだけの限定カラーなので、早めにゲットしましょう。
そして、私が購入時に抱いた印象は「高い」。
480円とノートにしては、少し値が張りますよね。
しかし、スタバとコクヨのコラボによって生まれたこのノートの魅力を知れば、その理由も納得できますよ。
スタバのノートの魅力3つ
では、スタバのノートの基本情報を押さえたところで、その魅力に迫っていきましょう。
「可愛いだけじゃない」スタバのノートのスゴさを紹介します。
スタバのミルクパックを再利用
スタバのノートは、スターバックスの全店舗から集めた「ミルクパック」を主原材料とした再生紙を表紙と裏表紙に使用しています。
10年以上前にスタートしたミルクパックのリサイクル。
スターバックスでは1日にたくさんのミルクを使用しており、空になったミルクパックが年間で約1000トンも出るんです。
膨大な数のパックが使われているんだね。
地球にある資源には限りがあります。
近年では、世界中で「SDGs(エスディージーズ)」という取り組みが注目されており、私も注目している1人です。
国連で決められた持続可能な開発目標。
2030年までに達成すべき17の目標があり、全世界で取り組む共通のゴール。
簡単に言うと、「地球の限りある資源を未来のために残していく」という考え方。
今やこの考え方に共感している人も多く、それがスタバのノートの人気の理由の1つでもあります。
私も同じく、スタバのノートは可愛いだけではなくこのような考え方を取り入れているからこそ魅力を感じ、購入しました。
スタバのノートを手にすることで、「地球の未来を考える」そんなきっかけにもなります。
私たちの行動がより良い未来に繋がるんだね。
コクヨとのコラボならではのクオリティ
若い方から年配の方まで、幅広い世代に人気のコクヨのキャンパスノート。
スタバのノートも「多くの人に使ってもらいたい」という気持ちから、コクヨのキャンパスノートとのコラボが実現。
しかしながら、ミルクパックを再利用したノート作りはコクヨも前例のないチャレンジで、試行錯誤の連続だったそう。
完成するまでの期間は、なんと2年半。
長い歳月をかけて作られたんだね。
1番の課題は、ミルクパックを原材料とした再生紙を作る際に、素材の性質により紙が反り返ってしまうという点。
その課題も表面に加工をすることでクリアし、ミルクパックを再利用したスタバのノートが完成しました。
ミルクパックの回収からノートが生まれるまでの技術や努力はコクヨだからこそできたもの。
ノートの表紙の「Campus」の文字に惹かれるのも、コクヨのブランド力ですよね。
スタバのノートはコクヨの魅力も兼ねそろえたノートなんです。
私は、こういう努力した裏話もその商品の付加価値として魅力を感じちゃいます。
おしゃれでメッセージ性のあるデザイン
ノートを選ぶ基準として、重要なのがデザイン。
スタバのノートのデザインは、シンプルでおしゃれなデザインの中にもメッセージ性があります。
ノートを一目見て、「スタバ」と「キャンパスノート」ということが分かり、まずそこに惹かれるようなデザインですよね。
そしてよく見ると、ミルクパックをリサイクルしているのが分かる絵と、「SUSTAINABLE(持続可能)」の文字が。
限りある資源を持続させていこうってことだね。
おしゃれで可愛いデザインの中に、持続可能な社会を守るための姿勢が見えてきます。
そして、これを購入した人もその社会を守るための1人であることを証明しているかのようなデザインです。
私はこのデザインを見た時、「私も社会に何か貢献できたんだと」感じることができ、何だかほっこりした気持ちになりました。
スタバノートの中身を大公開
それでは、さっそく気になるスタバのノートの中身を見ていきましょう。
ノートのサイズは冒頭でも紹介したとおり、A5サイズで持ち運びに便利なサイズ。
私は、仕事に使えるちょうどいい良いサイズ感で気に入っています。
表紙をを開いてみると、スターバックスからのメッセージが。
「これはグリーンな未来につながる1冊です。」
ミルクパックを再利用した表紙に書かれたこの言葉。
何だかグッときます。
中の紙は社会人に人気のある方眼罫で、文章を書くにも図を描くにも最適です。
紙の質もしっかりしていて、コクヨクオリティをひしひしと感じます。
紙には1枚1枚点線が入っており、写真のようにきれいに切り取ることができます。
ノートの切れ端がきれいに切り取れるのは便利ですよね。
置き手紙なんかにも使えちゃいます。
実際に、ボールペン・マーカーなどでノートに書いてみました。
ノートを閉じた時に、隣のページにインクがつきやすい水性のペンもインク移りすることなく、ストレスなく使えそうな感じ。
これならどんなペンやマーカーも使いやすいので、ノートの使い道の幅も広がります。
ビジネスや学校・趣味など、あなたの使いたいように使えますよ。
落書きのクオリティの低さは気にしないでください(笑)
購入から実際に使ってみた私の感想として、最初は「値段が高いなぁ」と普段安いノートしか買わない私はどこか抵抗がありました。
しかし、ミルクパックを再利用していると分かるとその抵抗感は消失。
そして、ペンを走らせるのが楽しくなってしまうような紙質で、正直かなり惚れ込んでしまいました。
1冊使い終わった後もリピートすることを確信。
環境に優しいだけでなく、どのシーンでも活躍できる使う人のことも考えた優しいスタバのノート。
どうせ買うなら「普通」のノートより、「優しい」スタバのノートが良いですよね。
まとめ
スタバ×コクヨの共同開発によって生まれた「スタバのキャンパスノート」。
全6色のカラーバリエーションで、そのうちレッド・グリーンはクリスマスまでのホリデーシーズン限定色。
パッと目を引く可愛いノートのデザインに惚れ込む人も多数。
しかしながら、その魅力は可愛いだけかと思いきや、ミルクパックを再利用するという地球の未来を考えたスタバの「優しさ」に溢れているものでした。
そして、それを実現させたコクヨの技術と努力には頭が上がりません。
使い勝手も良く、ノートを必需品としている人はリピートすること間違いなし。
そのため、売り切れてしまう可能性もあるので、気になる方はすぐに近くの店舗をチェック。
特にホリデーシーズンの2色は人気なので、お早めに。
「地球の限りある資源を未来に残すために私たちにできること」
それは何なのか、このスタバのノートを手に取った1人1人が考えるきっかけになることを私も願っています。
あなたがスタバのノートを手に取った時、あなたの心はきっと「優しさ」で溢れていることでしょう。