料金プラン・デザインなどの選択肢が豊富な、ウォーターサーバー「アクアクララ」。
このようなウォーターサーバーは基本的に長期契約型で、長年愛用する方が多いです。
しかしせっかくアクアクララを利用していても、他のサービスに乗り換えるなどいろんな事情があって、解約を検討している方もいるかもしれませんね。
こういう長期契約型の解約についてありがちな悩みとして、「解約はどういう手順だろう?」「解約料が発生した場合どれくらいかかるのだろう?」といったものがあります。
既に契約している方だけでなく、今からアクアクララを契約する方であっても、解約が複雑で高い料金がかかるとなったらなかなか契約に踏み切れないでしょう。
私は自分にとって既に不要と分かっているサービスでも、解約まで不明確なことが多い場合は一気に解約する気がなくなってしまいます。
そんな思いをする人を1人でも減らせればと思い、今回アクアクララの解約についてまとめてみました。
めんどくさいであろう解約に尻込みしてしまっている方、アクアクララを契約する前だけど解約の時に失敗したくない方もぜひ読んでみてください。
アクアクララ解約の流れ
早速アクアクララの解約方法をご紹介しましょう。
アクアクララを解約する際の流れはざっくり以下のようになっています。
- アクアクララへ解約申し込みの連絡をする
- サーバーを引き取ってもらう
解約の流れとしてはこの2ステップのみ。
これだけ見るとそこまで難しくないことが分かります。
それでは1つずつ細かく紹介しますね。
アクアクララへの解約連絡
アクアクララの公式サイトを確認すると、解約する場合は担当のフランチャイズ加盟店の販売代理店へ連絡する、と書かれてあります。
「担当のフランチャイズ加盟店の販売代理店」とは、エリアごとに指定されたアクアクララ加盟店であり、いつも水の配達を担当してくれているお店です。
お客様サポートセンターではないので注意してください。
そのお店への連絡手段は2つあります。
- お店へ行き直接解約手続きを行う。
- お店へ電話連絡して解約手続きを行う。
どちらかあなたのやりやすい方法を選びましょう。
なお、担当のお店が分からないという場合は以下のサイトから調べることができます。
解約時にはサーバーを返却する必要があるため、解約連絡したときにサーバーの引き取り日時を取り決めましょう。
ウォーターサーバーの引き取り
お店への解約連絡を済ませたら借りていたサーバーを引き取ってもらいましょう。
解約連絡の時に対応できる日時を決めておけば、あとは担当者の方が訪問してくれるので対応するだけでOK。
当然ですが、急な予定が入ったりなどして取り決めた日時にサーバー引き取り対応ができなくなった場合、ちゃんと担当店へ引き取り日時変更の連絡をしましょう。
約束した予定が変更になった際に連絡することは、最低限のマナーですからね。
また、サーバー引き取りの際にはサーバー内の水抜きが必要になります。
水抜きとはその名の通り、サーバー内に残った水をすべて抜き取る作業のことです。
サーバーの水抜きでは、次の2ヵ所に残っている水を全て抜き取る必要があります。
- 給水口
- 空焚き防止タンク
お水をすべて使い切ったと思っていても、意外とサーバー内に残っているものなので、必ず水抜き作業をしてくださいね。
給水口の水はボトルから送り出された水が最後まで排出されずに残っている水なので、蛇口をひねってすべて抜き取りましょう。
空焚き防水タンクに残った水は少し特殊で、専用の排水栓を開けて水を抜き取る必要があります。
排水栓の設置場所は、付属の取扱説明書を参照してくださいね。
また、サーバーの電源を切った直後は高温の熱湯が入っている状態なので、サーバーの電源を切ってから2時間ほど放置してから水を抜かないとやけどの危険性があります。
くれぐれも気を付けてください。
以上でアクアクララの解約手続きは終了です。
しかし、解約にまつわる心配事は手続きだけではありません。
こういう長期契約型サービスで気になることといえば、そう、解約料です。
次の章ではアクアクララの解約料について詳しく掘り下げていきましょう。
アクアクララの解約料
アクアクララに限らずある程度の期間にわたって契約するサービスでは、解約に伴い料金を支払うケースがあります。
この辺をよく知らないうちに契約を済ませてしまうと、解約の際に想定していなかった出費が発生する可能性アリです。
ちなみに私はこういった解約に関わる料金の発生についてはあまりいい印象はありません。
企業側の売り上げを出すために必要なこととは理解しているんですけどね。
アクアクララの解約料も少々複雑なため、細かくご紹介していきます。
お金の悩みもこれで解決できるはずですよ。
解約料の発生条件について
それでは、アクアクララの解約料について説明していきますね。
アクアクララの解約料には以下の3つの種類があります。
- 退会手数料
- サーバー解除料
- 子育てアクアプラン解除料(※)
※子育てアクアプラン=べビアクアプランから名称変更されたプラン。
まず1つ目の「退会手数料」ですが、これは契約から6カ月以内に退会した場合にかかる手数料です。
ある一定期間内に退会すると手数料がかかるというのは、他のサービスでもありがちですよね。
次に2つ目の「サーバー解除料」についてですが、これはアクアアドバンスという高性能サーバーを契約している場合にかかる料金です。
この解除料は、契約から12カ月以内・または更新月以外に解約した場合支払うことになっています。
アクアアドバンスは、他のウォーターサーバーと比較すると豊富なカラーバリエーションがあり省エネにも配慮したモデルなので、特別な解除料がかかります。
もしこのアクアアドバンスを6カ月以内に解約した場合は、サーバー解除料と退会手数料の両方がかかることになります。
そして3つ目の「子育てアクアプラン解除料」。
子育てアクアプランとは、アクアクララに新規で契約した、妊産婦~3歳未満のお子様がいる方だけの特別プランです。
このプランの解除料は、契約から24カ月以内・または更新月以外に解約した場合支払うことになります。
子育てアクアプランもアクアアドバンスと同様、このプランにしかない特別サポートや特典があるため、特別な解除料がかかるんです。
もしこのプランを6カ月以内に解約した場合、子育てアクアプラン解除料と退会手数料の両方がかかるので注意してくださいね。
この点も、アクアアドバンスと共通しています。
以上が3つの解約料の説明となります。
これらをアクアクララ公式サポートページにある解約料の発生条件を参考にして、一覧表にまとめてみました。
・各解約料の発生条件
退会手数料 | 契約から6カ月以内に解約(7カ月以降から無料) |
サーバー解除料 | 契約から12カ月以内に解約、もしくは更新月以外での解約。(13カ月以降の更新月は無料。)契約から6カ月以内に解約の場合は、別途退会手数料も支払う。 |
子育てアクアプラン解除料 | 契約から24カ月以内に解約、もしくは更新月以外での解約。(25カ月以降の更新月は無料。)契約から6カ月以内に解約の場合は、別途退会手数料も支払う。 |
逆に、解約料がかからなくてすむ場合をまとめてみると、以下のようになります。
- 退会手数料は、7か月以上の継続で免除。
- サーバー解除料は、1年以上経過後の更新月での解約で免除。
- 子育てアクアプラン解除料は、2年以上経過の更新月での解約で免除。
※サーバー解除料・子育てアクアプラン解除料は、既定の年数を超えても更新月以外で解約した場合は解除料が発生するので注意。
更新月以外で解約すると解約料が発生してしまう、というのがなかなかやっかいですよね。
マンションの契約みたいです。
更新月を逃したらまた一定期間の縛りが発生するから気を付けないとな・・・。
では次に、アクアクララ解約料の金額を見ていきましょう。
アクアクララ解約料の一覧
解約料がどのような状況で発生するかは分かりましたね。
では実際の解約料はいくらくらいなのでしょう。
先ほどの説明を踏まえてアクアクララの具体的な解約料をまとめるとこんな感じです。
(記載されている金額は全て税抜·2020年8月現在の情報です)
・契約から6カ月以内に解約した場合
アクアアドバンス以外+子育てアクアプランなし | 3,000円(退会手数料) |
アクアアドバンス+子育てアクアプランなし | 6,000円(退会手数料+アクアアドバンス解除料) |
アクアアドバンス以外+子育てアクアプランあり | 9,000円(退会手数料+子育てアクアプラン解除料) |
アクアアドバンス+子育てアクアプランあり | 12,000円(退会手数料+アクアアドバンス解除料+子育てアクアプラン解除料) |
先ほども書きましたが、6カ月以内に解約の場合、サーバー解除料と子育てアクアプラン解除料は、退会手数料とは別途請求されることに注意してくださいね。
・契約から7か月~12か月以内に解約した場合
アクアアドバンス以外+子育てアクアプランなし | 0円 |
アクアアドバンス+子育てアクアプランなし | 3,000円(アクアアドバンス解除料) |
アクアアドバンス以外+子育てアクアプランあり | 6,000円(子育てアクアプラン解除料) |
アクアアドバンス+子育てアクアプランあり | 9,000円(アクアアドバンス解除料+子育てアクアプラン解除料) |
・契約から13か月~24か月以内に解約した場合
アクアアドバンス以外+子育てアクアプランなし | 0円 |
アクアアドバンス+子育てアクアプランなし | 0円(※) |
アクアアドバンス以外+子育てアクアプランあり | 6,000円(子育てアクアプラン解除料) |
アクアアドバンス+子育てアクアプランあり | 6,000円(子育てアクアプラン解除料)(※) |
・契約から25か月以降に解約した場合
アクアアドバンス以外+子育てアクアプランなし | 0円 |
アクアアドバンス+子育てアクアプランなし | 0円(※) |
アクアアドバンス以外+子育てアクアプランあり | 0円(※) |
アクアアドバンス+子育てアクアプランあり | 0円(※) |
※更新月に解約した場合。
こうやって見てみるとやっぱり解約料ってバカにならないなー。
子育てプランの場合は、契約から25カ月以上たたないと解約料が0円になりません。
さらに、アクアアドバンス+子育てアクアプランの組合わせは、25カ月以上たたないとで解約料が0円にならないことに加え、12カ月以内に解約すると解約料が1番高くつきます。
以上のことをふまえ、更新月などもよく考えた上でなるべく解約料を安く済ませる、または払わなくて済むように解約手続きを進めましょう。
ちなみに、アクアクララのおしゃれなウォーターサーバーについては別記事で紹介していますので、今から契約を考えている方はご参考にどうぞ。
契約の時点ではなかなか意識しにくい解約料ですが、事前に解約料の発生条件と金額を把握して賢い契約をしていきましょう。
まとめ
今回は、アクアクララ解約の手順と解約料についてまとめました。
サービスを解約する際には悩んでしまうことばかりですが、いざ知ってしまえば何のことはないと思う人もいたのではないでしょうか。
しかし解約料については一定期間の継続を意識しないと結構高い額を払ってしまうだけでなく、更新月という落とし穴もバッチリ完備していてなかなか油断ならないと感じました。
解約にまつわる悩みを思い返すと、サービスを提供してもらう我々もちゃんとサービスの規定について調べるのが礼儀だなと考えさせられます。
余談ですが私は先日スマートフォンの契約プランを更新した際、前の契約を手動で解約するのを忘れてしまい、1年分の使っていない契約料を支払ってしまったということがありました。
お店側にもちゃんと分かりやすく説明してくれなかった責任(してたかもしれないですが・・・)はあると思うんですが、言った言わない論争になるとキリがないので結局私が折れることとなりました。
そういう泣き寝入りにならないためにも、この記事を読んで少しでも解約の悩みがなくなってくれれば嬉しいです。
契約から解約まで、気持ちよくサービスを使いましょう。
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