栃木県の県庁所在地である宇都宮市。
東京から新幹線でたったの50分とアクセス抜群で、日帰り旅行に来たことがある方もいるかもしれません。
そして宇都宮のご当地グルメと聞いておそらく多くの人がが思い浮かべるのは、餃子ですよね。
たしかに宇都宮には多くの餃子店がありますが、せっかく行くのに1日中餃子では飽きてしまいませんか。
そんな「餃子以外にも美味しいものを食べたい」と探しているあなたのために今回は、公共交通機関で行ける宇都宮のおすすめご当地グルメを5店舗、モデルコースを作ってご紹介します。
中学、高校の青春時代を宇都宮で過ごし、今でも地元が好き過ぎて、何かと理由を付けて頻繁に帰省している私が、自信を持ってご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ランチは地元民が集まるステーキ宮へ
引用:https://www.facebook.com/BellMallsc/
まず宇都宮に着いたらバスでベルモールというショッピングセンターに向かいましょう。
ベルモールは、「インターパーク」という施設と二大巨頭の、地元民に愛される大型ショッピング施設です。
そしてその中にあるのが、ステーキとハンバーグを専門とした地元民ご用達のファミリーレストラン「ステーキ宮」です。
引用:https://www.miya.com/shop/detail.php?shop_no=69
経営の問題から今の本社は愛知県になっていて、全国津々浦々に店舗があるのですが、発祥は名前の「宮」からもわかるように宇都宮。
その証拠に栃木県の店舗数は、愛知県の17店舗に続く15店舗になっています(2021年8月現在)。
1975年に創業して以来、ステーキ宮が愛され続けている理由の1つが秘伝の「宮のたれ」。
おろし生野菜を使ったこだわりの和風だれは、肉との相性が最高で、他では味わうことのできない旨味を楽しめます。
栃木県のスーパーでは、「宮のたれ」だけが商品化されて並んでいるほど人気なんですよ。
モールの中を歩いていると、肉とたれの香りが食欲をそそって、私の家族はよくその誘惑に負けちゃうんだぁ。
ごはん時は、私の家族と同様、香りに負けた地元民が集まっています。
宇都宮に行ったのなら、ぜひあなたもステーキ宮で、お肉を秘伝のたれとともにお楽しみください。
その上手さに虜になること間違いなしです。
ペニーレインでお土産とティータイム
ランチを済ませて軽くショッピングを楽しんだら、駅に戻るバスに乗り、ペニーレインというパン屋さんに向かいましょう。
「東宿郷4丁目」というバス停で降りると、徒歩で行くことができます。
ペニーレインは、那須に本店を置く、栃木県で大変人気なパン屋さんです。
その人気ぶりから県内の他の地域や茨城県にも出店し、今ではレストランと合わせて10店舗もあるんですよ(2021年8月現在)。
どの店舗もイギリスの人気バンド「ビートルズ」をテーマとしたお店作りで、豪華で海外チックな建物が、とてもオシャレな気分にさせてくれます。
そんな素敵な空間には多くの種類のパンが並んでいて、まさに心が踊ります。
中でも1番人気のパンが、1日1,000本を売り上げたことのある「ブルーベリーブレッド」。
引用:https://pennylane.company/
ブルーベリーをたっぷり練りこんだふわふわの生地に、ブルーベリージャムを巻き込んだもので、朝食やおやつにピッタリのパンになっています。
店内にはイート―インコーナーもあり、紅茶やコーヒーとともに買ったパンを楽しめるので、ぜひティータイムに活用して下さい。
夢の食べ比べ!来らっせで王道の餃子を
引用:https://www.gyozakai.com/kirasse/
駅に戻ってお土産探しなどして夕方になったら、いよいよ夕飯の時間です。
やはりせっかく宇都宮に来たのなら餃子を食べないで帰る訳にはいかないですよね。
そこで「どのお店が結局1番美味しいんだろう」と悩んでいる方に、朗報です。
実は「宇都宮餃子会 来らっせ」では、宇都宮で人気の高い餃子店のメニューを食べ比べできちゃうんです。
お店は常設店舗と日替わり店舗に分かれており、常設店舗では「宇都宮みんみん」「さつき」「香蘭」「めんめん」「龍門」の5つの人気店の餃子を堪能できます。
日替わり店舗では、常設店舗以外のお店も含めた30店舗の餃子が日替わりで選ばれて、選ばれた5店舗の餃子を1皿で楽しむことができます。
普通ならそれぞれ離れた店舗を1軒1軒回らなくてはいけないのですが、来らっせなら様々なお店をの味を一気に楽しめるので、とても便利です。
気に入ったお店の餃子は、隣にあるお土産コーナーで購入もできるんだよ。
駅から大通りをまっすぐ歩いて15分程度のところにあるドン・キホーテの地下にあり、穴場なので、平日であればほとんど並ばずに入店できちゃいます。
土日だとリサーチした観光客の方で並ぶこともあるので、早めに行くのがおすすめです。
来らっせで、人気店の餃子を食べ比べて、宇都宮餃子を網羅しちゃいましょう。
お気に入りの味がきっと見つかるはずです。
パイプのけむりでお洒落カクテルを堪能
餃子で小腹を満たせたら、来らっせと同じ通りにある「パイプのけむり」というバーに立ち寄ってみましょう。
実は宇都宮は知る人ぞ知る「カクテルのまち」。
市とお店が連携して文化の活性化を図る「カクテル倶楽部」まで発足しているんだよ。
その秘密は、レベルの高いバーテンダーです。
カクテルの技能競技大会では、宇都宮のバーテンダーが数々の賞を受賞し、その腕は、多くのバーがある銀座に匹敵するほどだと言われています。
そしてカクテル文化を宇都宮に浸透させようと1970年代に技術向上と人材育成に力を注いだのが、この「パイプのけむり」の店長です。
宇都宮のカクテル文化発祥の店とも言えるこのバーでは、洗練された腕前のバーテンダー達による本物のカクテルを楽しむことができます。
大会で優勝したカクテルや、栃木の名産であるとちおとめを使ったカクテルも堪能できるので、観光気分を味わいながらほろ酔いになれます。
カウンター席に座れば、バーテンダーさんと気軽にお話もできますよ。
ゴージャスにも関わらずどこか落ち着きのある店内で、あなたも特別なひと時をぜひ過ごしてください。
最高のシメ!満天家の味噌ラーメン
引用:https://manten-ya.net/shop/
お洒落なバーでほろ酔いになったら、そのまま駅まで戻り、シメに満天家のラーメンを食べましょう。
満天家は県内に7店舗を構える、地元で人気のラーメン屋さんです(2021年8月現在)。
ごはん時はいつも並んでおり、その人気の証拠に店舗数もどんどん増えているんですよ。
日光の味噌を使った秘伝の味噌ダレと、素材の旨味を生かした濃厚スープの相性がバッチリの味噌ラーメンは1度食べたら病みつきになります。
毎日職人さんが心を込めて作っているもちもちの自家製麺や、厳選された上質の豚バラをトロトロになるまで煮込んだチャーシューも人気の秘訣です。
私は学校の近くに店があったから部活帰りによく行っていたけど、美味しくてペロッと1杯食べ終わっちゃっていたなあ。
メニューも豊富なので何回行っても楽しめます。
引用:https://manten-ya.net/shop/
駅ビルの中にあるパセオ店は、お洒落なフードコートの中にあるお店なので、女性でも気軽に入れますよ。
宇都宮のグルメ旅のシメとして、ぜひ満天家の味噌ラーメンでお腹も心も満たしてくださいね。
まとめ
「宇都宮と言えば餃子で、それ以外には思い浮かばない」という人も多いですが、実は宇都宮には餃子以外にも魅力的なグルメがあります。
そんな中で今回は、地元民である私がよく行っているからこそ、ぜひともおすすめしたい5店舗をご紹介しました。
車が必須の栃木県ですが、今回ご紹介したルートでいけば、公共交通機関を使って行くこともできるので、車が無い方でも楽しめますよ。
宇都宮に行くときはぜひ参考にして回ってみて下さいね。