実は私、25歳になるまでカニの殻をむいて食べたことがありませんでした。
めんどくさいと思っていましたし、そこまでカニに興味がなかったんです。
そんな私が、初めてカニを自分でむいて食べたのは、結婚して夫の実家に帰省した時。
結論から言うと、すっごく美味しかったんです。
ごちそうにありつくために、手をカニまみれにしながら黙々と食べるワイルド感。
綺麗に殻がむけた時の感動。
すっかりハマりました。
今年は年末に夫の実家に行く予定です。
ある日ネットサーフィンをしていたら、「お歳暮受付スタート」の文字が目に入りました。
そうだ、お歳暮に夫の実家へカニを贈ったらどうかな。
ネットならいっぱい売ってるから、選ぶのも楽しそう。
いつもぜいたくなカニを用意してもらっていて悪いから、今年は行くタイミングでカニを贈ることにしました。
でもカニをお歳暮に贈るなんて初めてなので、わからないことだらけ。
そこで、失礼のないように詳しく調べてみました。
通販でどんなカニをお歳暮で贈ったら良いか、買えるお店についておすすめのカニと共にご紹介していきますね。
お歳暮の通販カニで嫁姑バトル勃発!?
通販でカニを夫の実家にお歳暮として贈ることを決めた私。
鼻息荒くカニのお歳暮についてネット検索してました。
すると、衝撃的な記事を見つけてしまったのです。
それは、お姑さんのいる20~60歳の女性100名に行われたアンケート(2018年10月実施)でした。
「お歳暮にまつわる嫁姑バトル!姑とのお歳暮トラブルアンケート」
お歳暮を贈った時のトラブル
「価格を調べられていた」「食べられないから、と自分の元に返された」
お歳暮をもらった時のトラブル
「中身の食品が腐っていた」「液体がもれて段ボールまで濡れていた」
どれも強烈なインパクトのエピソード。
これからお姑さんが受け取るお歳暮を贈ろうとしてるのに、ギョッとする内容です。
喜んでほしいと贈ったものがこんなことになるなんて・・・おそろしい。
なんだか不安になってきました。
通販で買うとお店の名前から値段がわかっちゃうかもしれないし、品質の悪い変なカニを贈ってしまったら、そりゃあ嫌な気分になりますよね。
せっかく上手くいってる嫁姑の仲が悪くなっては困るしなぁ・・・どうしよう。
お歳暮を1から考え直すべきかとガックリ。
でも待って。
同じ記事の次の項目に、私を後押ししてくれる調査結果があったんです!
「どこでお歳暮を買っていますか?」
お歳暮を買う場所のアンケートでは、
1位「百貨店(約50%)」
2位「インターネット(約42.5%)」
3位~「総合スーパー」「専門店」「ドラッグストア」など
となりました。
百貨店も根強い人気ですが、お歳暮を買うのには、ネット通販を利用するのが今や当たり前なんですね。
私、今回初めてお歳暮をネットで頼もうとしております。
よーし、頑張るぞ!!
更に鼻の穴を広げつつ、お歳暮のカニ通販の情報を集め出したのでした。
「見ため」「量」「質」どれが大事?
カニの通販サイトを見てみたら、どーんとカニ1パイとか、足だけどっさりとか、色んな写真が出てきました。
ズワイガニ、タラバガニとか確かに聞いたことあるけどカニの種類も結構あるんだなぁ。
もう眺めてるだけでお腹いっぱいになってきちゃいました。
いったいどれを選べばいいのかな?
お歳暮として通販でカニを贈る場合、どんなものを選べばよいか整理してみました。
カニを贈るとき、どこを重視するかがポイント。
「見ため重視」「量重視」「質重視」の3つで考えてみましょう。
見ため重視なら「姿」がおすすめ
カニの姿というのは、このようにどーんと「ありのままの姿」のカニのことです。
カニの中で姿として贈るのにおすすめなのは、タラバガニ。
タラバガニはカニの中でも大きいので、まるごと届くと大迫力でみんなテンション上がります。
重さ2kgくらいのタラバガニの大きさは、なんと両手が隠れちゃう大きさ!!
うちにある一番大きいお皿でもはみ出ちゃうよ~!
姿としては他にも、
・身がぎっしり詰まってクリーミーなカニみその「毛ガニ」
・エビみたいなプリプリ食感でジューシーな身の「花咲ガニ」
など、色んなカニが売られています。
お好みの味や見ためで選んでも良いですね。
そんなカニの姿を贈る場合の、メリットとデメリットはこちら。
・迫力があって「カニをもらった」という満足感がある
・届いたカニの状態によっては、自分で茹でなければならない
でも最近は、調理法やさばき方の説明書をカニと一緒に入れてくれるところが多いです。
また、ゆでた「姿」を売っているお店もありますので、それを選べば調理の手間ははぶけます。
せっかくお歳暮で贈るなら、リアルなカニの姿で感激させたい!
量重視なら「ポーション」がおすすめ
ポーションというのは、むき身のことです。
画像のように、カニの足の部分で片側の端っこを残して殻が取ってあるものがほとんど。
量がたくさん入っていて、リーズナブルな価格で売られていることが多いんですよ。
育ち盛りの子供がいる家庭に贈るとか、親戚の集まりのような大人数のシーンに向けて贈りたい場合は、ポーションがおすすめです。
カニの種類としては、大体がタラバガニかズワイガニです。
爪がついているものを「カニ爪ポーション」と呼ぶなど、部位によってもっと詳しい名前で売られていることもあります。
ポーションの良い所はなんといっても食べやすさ。
そのまましゃぶしゃぶができますし、殻をむかないので小さな子供でも自分で食べられます。
他にも鍋に入れたりカニすきにしても良しで、食べ方も色々です。
大人のマネをしたい盛りの子供たちも、簡単に食べられて楽しそう!
・食べやすい
・食べ方が色々ある
・ほぐされたフレーク状のものや、持つ部分の殻が無いものも「ポーション」として売られていることがある。
殻がないので解凍する時に味が逃げやすいそうなんです。
でも解凍を正しい方法でおこなえば大丈夫ですよ。
きちんとしたお店なら、解凍方法の説明書を入れてくれるからご心配なく!
ポーションといっても色んな形があるので、買う時には欲しい形のものなのか確認しましょうね。
質重視なら「半むき身」がおすすめ
「半むき身」というのは、カニの殻を半分残してお皿みたいにして、身を乗せてある状態です。
「ハーフカットポーション」とも言われます。
画像ではちょっとわかりにくいのですが、先ほどご紹介したポーションよりも、殻があるぶん見た目としては品があるように感じられませんか?
それと、殻のおかげでポーションよりカニの味が強く感じられるんです。
質重視で贈るといえば、年上の方に贈るケースが多いですよね。
カニの「姿」の方が立派な感じがありますが、実際に年上、とくに高齢の方が食べる時は簡単に食べられるかどうかが一番大切です。
せっかくもらっても、殻をむくのは手が疲れるからねぇ。
半むき身ならカニの殻を割ることもないので、殻で手を怪我することもナシ。
よって、味や品の良さを残しつつ、食べやすさもある半むき身がベストです。
焼きガニや、お吸い物にするという方法もあります。
食の細いお年寄りでも少しずつ分けて食べ、何通りもの味わい方ができるのは嬉しいですよね。
半むき身のメリットとデメリットはこうなっています。
・見ためと食べやすさの良いとこ取り
カニの足の太い部分が一番食べ応えがあるので、この部分だけのものは値段が高いです。
他の細い部分などが混ざっている場合は少し安いことが多いので、買う時は内容を注意しましょう。
箱を開けたときに太いカニの足が並んで入ってると、高そうなものもらっちゃった~!って思うよね。
私の場合は、夫の実家にお歳暮として送って帰省してみんなで食べる予定だから、それなりに人数が多くても手間のかからないポーションを贈るのが一番喜ばれるかな。
カニをお歳暮で贈る時の注意
どんなカニを贈るかイメージがわいてきましたね。
でもちょっと待って下さい。
お歳暮としてカニを通販で贈るときには、注意しなければいけないことがあります。
・大切な人に贈る場合は、「訳ありカニ」より「ギフト用カニ」を!
きちんとしたお店の「訳ありカニ」も味は確かに美味しいです。
でも見栄えを考えたら、やはりギフト用として売っている物の方が貰って気持ちが良いですよね。
・小さな子供がいる家庭に「カニ姿」を贈るのは避けて
姿は包丁を使ってさばいたり、食べる時も殻をむかなければなりません。
刃物によって小さい子供が怪我をする危険性や、殻をむく手間が小さい子供のいる家庭には大変になります。
カニのお歳暮を喜んでもらいたいと思うなら、簡単に食べられるポーションや半むき身がおすすめです。
手間なく食べ終えて「はぁ~大満足~!」ってママは言いたいの♪
お歳暮は、相手に感謝の気持ちを込めて贈るもの。
相手が不快に思ったり、相手の負担になるようなものは避けなければいけません。
おすすめのお歳暮カニ通販
注意点もバッチリ確認して、どんなタイプのカニを贈るか決まってきましたね。
それでは、実際に「姿」「ポーション」「半むき身」がどんな感じに売られているかチェックしてみましょう!
大きさ勝負!タラバガニの姿
網走水産「たらばがに姿1尾(2kg~2.4kg)」税込24,000円(送料別)
引用:https://www.suisanbazar.co.jp/fs/abashiri/kani_taraba/taraba004
先ほど手に乗せた写真のカニは2kgぐらいの大きさでしたが、これも負けない特大サイズです。
お値段も結構するなぁと思いましたが、この大きさなら納得。
ゆでてありますので調理不要で簡単に食べられます。
受け取った方もこれなら大喜びですね。
口いっぱいに頬張りたいポーション
北釧水産「本ずわいがにのかにしゃぶMサイズ1.5kg入」税込18,300円(送料別)
引用:https://www.hokusen.co.jp/fs/hokusen/c/zuwai_syabu_m
約75~90本入りです。
子供にも食べやすい大きさのMサイズは、家族みんなでワイワイ食べるのにぴったり。
さっぱりしていてカニの甘みが引き立つ「しゃぶしゃぶ用の特製つけだれ」が付いてくるのも、嬉しいポイント。
食べやすさピカイチの半むき身
かに本舗「超特大9Lボイルずわい蟹半むき身セット1.3kg超」税込10,800円(送料込)
引用:https://skynet-c.jp/ad/lp_kani_001.html
こちらは普通の食欲の人で2~3人前になります。
ゆでてあって、身が取りやすいタイプなので食べやすさはお墨付き。
あまりたくさん食べられないお年寄りでも、鍋にして残ったものは焼きガニなど簡単に違う食べ方ができるのでいいですよね。
どのくらいの量を買えば良いの?
ふむふむ、お値段も雰囲気がつかめてきましたよ。
でも調べていくうちに、ちょっと疑問が。
タイトルに「kg」で書いてあるカニの量。
みんなが満足するにはどのくらいの量を買えばいいのでしょうか。
足りなくても困るし、検討違いに多すぎても恥ずかしいわ
そこで、この疑問を一発で解消できる、人数で必要な量がわかる表を作りました。
カニの種類 | ポーション | 半むき身 | 殻付き | |
食べる量 | 普通 | たっぷり | 普通 | 普通 |
1人 | 500g | 700~800g | 600g | 700~800g |
2人 | 1kg | 1.5kg | 1.2kg | 1.5kg |
3人 | 1.5kg | 2.3kg | 1.8kg | 2.3kg |
4人 | 2kg | 3kg | 2.4kg | 3kg |
5人 | 2.5kg | 3.8kg | 3kg | 3.8kg |
普通の量を食べるとしたら、1人分の目安は500gです。
それに人数をかけたものが、買う量になります。
でも人によっては多めに食べたいとか、育ち盛りの子供がいる場合は多めに考えておかないといけないですよね。
だからポーションの欄はがっつり食べたい人のために、「普通の量」と「たっぷりの量」それぞれを作りました。
殻付きの場合は殻の重さも含まれているので、買う量としてはちょっと重くなります。
半むき身の場合は殻が半分なので、ポーションと殻付きの間ということになります。
うちは
普通の食欲の大人4人+小さい子供1人
=ポーション「たっぷり4人分」の3kgあれば良さそう!
お歳暮のカニはどこから買うのが安心?
お歳暮として贈るには、信用できるお店から買うのが大切。
カニの品質だけでなく、万が一何かあった場合のフォローがきちんとしていないと困っちゃいます。
これから、カニのお歳暮を安心して通販で買えるお店を紹介していきます。
「水産会社」、「漁協」、「カニ専門店」で分けました。
全て評判の良いお店で、アフターフォローもきちんとしていますよ。
これらのお店は、楽天やアマゾンなどの通販サイトに商品を出している所もあります。
ポイント利用をしたいなどの場合はあなたの都合の良いサイトを使ってくださいね。
それでは、どうぞ~!
水産会社の公式サイトから買う
「水産会社」って何?って思いますよね。
簡単に説明すると、よくテレビで見る、市場のセリをイメージして下さい。
おじさんたちが次々に手を挙げて「〇〇〇円!」って値段を言っているアレか!
あそこで直接買って、自分で販売しているというのが水産会社です。
水産会社から買うメリットは、毎日新鮮なカニを見て揃えているので、安定して品質が高いものばかりだというところ。
カニの水産会社は北海道が多いです。
全て北海道の会社になりますが、有名なお店を3つご紹介しますね。
直営店も多い「網走水産」
引用:https://www.suisanbazar.co.jp/kodawari/
特徴はこちら
・北海道内に5か所も直営店を持っている
・のし有り
「網走(あばしり)水産」ではオホーツク海で獲れる魚介類を扱っています。
扱う製品の数は300種類を超えます。
40年以上の歴史があり、「安全」「安心」「美味しさ」にこだわった魚介類はどれもピカイチの品質。
北海道の中に5か所も直営店があって、とても有名な水産会社です。
公式サイトにある、買った人からの評価も良かったですよ。
実家にタラバガニを買って贈りました。
写真で後から見せてもらったら、とても大きくて見た目が良くて驚きました。
梱包が丁寧でした。
味もすっごく美味しくってあっという間に食べちゃいました!
通販だと買った人のアカウントでしか感想が投稿できないことが多いので、贈られた人の直接の気持ちが聞けないのが残念。
でも贈った人からの、「喜ばれた」という評価が多かったので安心です。
リピーターの多い「北釧水産」
引用:https://www.hokusen.co.jp/hokusen_lp/index.html
特徴はこちら
・毛ガニは自信の品質保証タグつき
・のし、メッセージカード有り
「北釧(ほくせん)水産」では豊洲、大阪をはじめ全国の中央市場やカニ料理店などにカニを売っています。
身がギュッと詰まった良いカニだけを選び、一番美味しくなる塩加減でゆでています。
最もランクの高い毛ガニには、会社名の入ったタグをつけて品質を保証しているんですよ。
製品はこんなパッケージで届くそうです。
引用:https://www.hokusen.co.jp/hokusen_lp/index.html
何年も前から利用しており、得意先にプレゼントしたこともあります。
期待を裏切られたことはなく、いつも大満足です。
こちらで買うものは間違いないです。
品物の状態はいつも良く、通販ではトップクラスで信用できます。
リピーターが多いっていうのは信頼の証ですよね。
通販で人気「マルゲン後藤水産」
引用:https://www.marugen5.com/html/company.html
・通販業界でランキング受賞の人気店
・のし有り
店長の笑顔いっぱいの写真に思わず二度見。
創業が昭和19年の歴史ある水産会社です。
商品知識だけでなく通販についても長い経験がありますので、通販でカニを買うのに安心感があります。
社長が元漁師なので、売っている魚介類の品質もバッチリ。
ヤフー、楽天市場にも商品を出していますが、お客様の多い店としてランキングを何度も受賞しています。
通販業界では知名度が高いお店です。
楽天市場にあった評価でも、注文に対して対応が早くて良いという意見が多かったです。
対応が早くて梱包もしっかりしていました。
安心して買えるお店です。
祖母がカニが食べたいと言っていたので、代わりに買って送りました。
カニの身がしっかり詰まっていたそうで、感激してくれました。
さすが通販業界で評価が高いだけありますね!
漁協直売所のオンライン公式サイト
この買い方は、実は「ツウ」な買い方。
カニにこだわっている人は、そのカニの産地の漁協直売所を利用するんだそうです。
漁協直売所で買うメリットは、その地域でしか獲れないカニを扱っていて、時には市場に出回らないようなカニにも出会えること。
カニの通販ランキングではほとんど情報が出てこないところが多いので、穴場かもしれません。
私が必死に情報をかき集めてまいりました!
今度は漁協直売所って何?となると思いますが、こちらは「漁業協同組合直売所」を略した呼び方です。
海鮮を目当てに観光すると、こういう場所を見たことありませんか?
引用:http://hedagyokyo.net/(静岡県沼津市の「戸田漁協直売所」です)
お土産に何か買っていこうかと立ち寄ることが多い場所です。
JF(ジェイエフ)と略されていたり、漁業をする人達が入って成り立っている組合のことです。
農業では農協って言葉がよく出てくるのですが、それの漁業バージョンというイメージです。
この漁協直売所はあくまで実店舗なので、ネット通販でのカニの販売を行っている直売所からのみ買うことができます。
もしも候補になる漁協直売所でこれから直接見にいける場所があるなら、一度行ってみると現物が見られて安心ですよね。
お歳暮を見るという理由にして、ちょっと旅行してみちゃったり♪
ではカニをネット通販をしている漁協直売所のおすすめ3店をご紹介します。
但馬漁協の直売所「遊魚館」
引用:http://www.jftajima.com/store/
兵庫県の但馬(たじま)地区にある香住(かすみ)漁港。
ここでは有名な「香住ガニ」がとれます。
香住ガニの味の特徴は、甘みがあってみずみずしいということ。
それを売っているのが市場と同じ場所にある漁協直営店の「遊魚館(ゆうぎょかん)」なんです。
引用:https://www.jftajima.com/shopping/
特徴はこちら
・ギフト用ラッピングについては商品によってできないものもある
但馬地区にはほかに3つの漁港があって、希少な高級ガニと名高い「津居山ガニ」や「柴山ガニ」がとれるんです。
この通販サイトには、それらの漁港の直営店も参加しています。
このサイトだけで色んな美味しいカニが買えちゃうなんて、嬉しいですよね。
どのカニにしようか迷っちゃうなぁ~
「香住ガニ」「津居山ガニ」「柴山ガニ」をお歳暮に贈るならこちらから
浜坂漁協の通販サイト
引用:https://www.hamasaka-shop.com/
特徴はこちら
・のしなど贈り物の対応については購入時に相談
ブランドカニの名前でよく聞く「松葉ガニ」といえばこちら。
兵庫県美方郡(みかたぐん)にある浜坂(はまさか)港にある浜坂漁協です。
こちらは実店舗はないようで、通販サイトだけです。
松葉ガニの特徴は、足にぎっしり弾力のある身が詰まっているのと、濃厚なカニ味噌。
そんな最高級の松葉ガニを、ベストな湯がき加減でゆでて届けてくれます。
最高級品を最高の状態でお届けとは、まさにお歳暮として最適の一品。
サイト内にある「旬の魚カレンダー」では、カニは11月~1月の間と書かれていましたので、11月に入ったら入荷をチェックしましょう。
松葉ガニってよくカニツアーで見かけるブランドガニよね
「松葉ガニ」をお歳暮に贈るならこちらから
根室湾中漁協の直売所「かおっと」
引用:https://goo.gl/maps/rVA4LxBxV2mrg3KL7
直売所の写真が見つからなかったので、グーグルマップで失礼します。
こちらは北海道の最東端にある根室湾中(ねむろわんちゅう)漁協。
根室湾につながる漁場の一部はラムサール条約登録湿地です。
ラムサール条約登録湿地とは、簡単にいうと「自然豊かな湿地」です。
そんな湿地のある漁場は、まさに海産物の宝庫なんですよ。
そこでとれる魚介類を扱っているのが直売所「かおっと」。
引用:http://www.wantyuubu.net/shop/
特徴はこちら
・のし有り、包装も可
Want you!?うぉんちゅー、わんちゅー・・・
根室湾中では大迫力の2.2kgサイズのタラバガニや、鮮やかな赤い花咲ガニなどがとれます。
特に花咲ガニはこの地方に生息するカニで、地元の漁師もイチオシの品だそう。
花咲ガニの綺麗な赤色は、もらったら感動しちゃいそう
「花咲ガニ」などのびのび育ったカニをお歳暮に贈るならこちらから
お目当てのカニが決まっている方は、そのカニの産地の漁協の通販サイトをのぞいてみると良いでしょう。
その時期のとれた量によっては、希望のカニが無いこともあります。
ちょっと手間はかかりますが、いつ頃とれるのか、今年は買えそうかなどあらかじめお店に確認しておいた方が確実です。
ご紹介した3つのオンラインショップは、どれも連絡先が載っていましたのでご安心下さい。
自分でわざわざ調べて贈ってくれたなんて知ったら、受け取った時の感動も倍になるわね!
カニ通販のお店から買う
今までご紹介してきたお店の他に、カニ通販のお店もあります。
ネットショッピングのこの時代、カニ通販の店も安心できるお店が多くなって人気なんですよ。
地元の料理店やお寿司屋さんにカニを売る「卸し売り」をやりながら、通販でも売っているお店が多いです。
カニ通販で有名なお店も最後に3つ、ご紹介しておきますね。
ネットで絶大な人気「かに本舗」
引用:https://skynet-c.jp/ad/lp_kani_001.html
特徴はこちら
・お客様満足度が94.7%
・のし、包装は無し
トップページを開くと余計なメニュー画面はなく、商品が「ドーン!」と大きな写真で次々に紹介されていきます。
画面いっぱいに広がるカニの世界に、思わずポチっとしたくなりますね。
画面下に1,000円オフクーポンがあるのも良心的。
大きさの比較として写っている人が子供ばかりなのが気になる・・・
(サイズ感は子供と比べた方が大きく見えるしな・・・)
という心の声を隠しつつスクロールしていくと、お姉さんもいました。
良かった。
こちらの「かに本舗」は社長と店長が直接市場に買い付けに行くそう。
一度に大量に買うことで、安い価格で提供できるんです。
9年連続でネットショップ大賞1位という輝かしい実績。
お客様からの評価も満足度94.7%と高いのがすごいですね。
公式サイトにあった評価も、みんな良いものばかりでした。
いつもすっごく美味しくてハズレ無しのカニ本舗さん。
今回もずっしり身が詰まったタラバガニが届いて大満足です。
思わず誰かに紹介したくなるほどです。
大きくて文句なし!
食べながら「生きてて良かったー」と幸せな気持ちになれました。
私もカニ両手に「生きてて良かった」と叫んでみたい。
「かに本舗」からお歳暮を贈るならこちらから
大きく高品質「らっしゃいかに市場」
引用:https://kani-ichiba.net/products/detail.php?product_id=58
特徴はこちら
・大手ギフトカタログや百貨店でしか買えない高い品質のものを販売
・のし有り
とても大きくて肉厚、品質の高いズワイガニを買うことができます。
なんでも大手ギフトカタログや百貨店の物産展でしか手に入らないレベルのものなんだとか。
他にも幻のボタンエビをはじめとした、多くの海産物を扱っています。
大きいと箱を開けた時のインパクトが大きくて喜ばれるので、お歳暮として贈るのにはピッタリかも。
公式サイトにあった評価はこちらです。
ホームページの写真よりも大きくて、箱を開けてビックリしました。
子供達も大喜びでほんとうに嬉しかったです。
父の誕生日に殻がついているカニを買いましたが、食べやすく殻がカットされてました!
高齢の父でも簡単に食べれて良かったです。
大きさだけでなく、食べやすくしてくれているってのも、ポイント高いですよね~。
「らっしゃいかに市場」からお歳暮を贈るならこちらから
安定して買える「カニの浜海道」
引用:https://hamakaido.jp/?a8=SG_fMGlctJgflB_IIOA75kIfu_QLzkI2_OA8NkTYCwictJ_BUJTGUVaGADzNTNaRowhD6n_goG_fqs00000013726001
特徴はこちら
・安定したカニの販売をしている
・のし有り、包装については簡易包装
北海道函館市にある、カニやイクラ、ウニなどの海産物を売っているお店です。
「より良い商品を、よりリーズナブルに!」というコンセプトのもとで通販をおこなっています。
カニは年末になってくると売り切れたり値段が高くなりがち。
それを独自のルートで安定して販売しています。
お得な訳アリ商品から高級なものまで幅広く、品質も間違いなしのお店です。
ヤフーショッピングにあった評判はこちら
タラバガニのポーションを買いました。
甘くて太くて、とっても美味しかったです!
対応が親切で丁寧なので、安心して買っています。
贈り先からもいつも喜ばれるので、品質が高いんだと思います。
甘くて太くて美味しいカニ、これで喜ばない人はいない。
水産会社、漁協、カニ通販店の合計9店舗をご紹介しました。
どの通販サイトも眺めているだけでお腹が空くような、美味しそうなカニばかり。
のしについては、お歳暮として贈るのであった方が嬉しいですが、海産物の場合は梱包が発泡スチロールなどになるので、無くてもそこまで失礼にはあたりません。
なお、紙に水分がつくと見栄えが悪くなってしまうため、カニは紙での包装をしないお店も多いです。
包装よりも、中身が新鮮なことが重要よね
通販カニは予約が安心
みんな大好きなカニについて、こんな心配なニュースを目にしました。
カニってとれる量が減ってきているんですって。
「毛ガニ、異例の不漁で過去最高値」
北海道で毛ガニの最漁期を迎えているが、今春は前例のない不漁となっている。北海道庁によると主産地であるオホーツク管内の漁獲量は10日時点で前年同期比7割減。漁は3月末にスタートしたばかりだが「カニがいない」とすでに休漁した漁師がいる。春の恒例のカニ祭りを中止した自治体もある。豊洲市場(東京・江東)の卸値は過去最高値だ。
(日本経済新聞、2019年4月23日の記事)
引用:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44095230T20C19A4QM8000/
カニのとれる量が減ってきているというニュース。
そのせいで1パイあたりの価格が上がってきているんですね。
調べてみたら、ズワイガニなど他のカニでも同じことがいえるようです。
カニがとれなくなってきた理由は、海水温が上がったためや、原因不明のカニの少子化で数が減ってきているなどがあるそうです。
そのため、カニの販売量も減ってきています。
売り切れてしまう心配もありますので、お歳暮向けに予約できるお店では早めに予約してください。
予約できないお店の場合も、狙ったカニがいつ頃入ってきそうか事前チェックしておいた方が良いですね。
ところで、お歳暮を贈る時期についておさらいです。
お歳暮は年末に挨拶として贈る物です。
本来12月13日~12月20日の間に発送するのが良いと言われていて、12月31日までに届けば大丈夫です。
でも最近では早めに贈る傾向があり、12月の上旬には届くようにしている方も多いようです。
年末は旅行に行ってしまうなど留守の家もあるので、贈り先の予定も考えて送れると親切ですね。
私は年末に帰省するタイミングで届くように手配しようっと
まとめ
お歳暮で通販のカニを贈るときの選び方、おすすめ店を紹介しました。
私が一番最初に見た衝撃の「嫁姑バトル」。
どうしようかと思ったけど、紹介したカニは値段を調べられても恥ずかしくないものばかりだし、見た目も品質もバッチリなものばかりだったから大丈夫ですね。
カニをお歳暮で贈るときには、誰に向けて贈るかによって重視するポイントが違いました。
注意点もご紹介しましたが、贈り物の基本として一番大切なことは、相手のことを思ったカニ選びをするということです。
お店も、人気のお店から穴場のお店までいろいろありましたよね。
私は「北釧水産」で頼もうと思っているけど、ポーションの他にタグ付きの毛ガニも気になりました。
高級感があるから、ここぞという時の贈り物にしよう。
売り切れないように、カニがいつ入荷するかチェックしとかなくちゃ。
「北釧水産」の公式サイトをブックマークしておこうっと。
美味しいカニで、お歳暮を受け取った人みんなが笑顔になれますように!