ウォーターサーバーってとっても便利、簡単なレバーやボタン操作で出てくる水は赤ちゃんや小さなお子さんにも安心安全なハイクオリティな水。
飲みたい時においしい水をさっと飲める、ホットでもアイスでもお好みで。
タンクの水がホットにもアイスにもなるのは電気のおかげ。
あまりにも当たり前過ぎるのでサーバー選びでは電気代の存在を忘れがち。
サーバーのデザインや性能、水の種類にはとことんこだわるのに電気代はノーマークになっている人、意外に多いのではないでしょうか。
その結果、電気代の請求書を見てビックリ。
こんなことであなたが後悔しないため、家電量販店大好き、電気製品に詳しい私がウォーターサーバーの電気代を徹底調査しました。
この記事を読み終える頃には、あなたはきっとかしこい消費者になり、納得のおトクサーバーを選んでいることでしょう。
ウォーターサーバーの電気代を徹底比較
ウォーターサーバー人気の高まりを反映し、今では多くの会社からさまざまなデザイン・機能のサーバーが登場しています。
かしこい消費者のあなたとしては電気代はもちろん大事ですが、家のインテリアの一部にもなるサーバーはぜひとも人気商品から選びたいですよね。
そこで、「オリコン ウォーターサーバーランキング」、「Goo ウォーターサーバー会社人気おすすめランキング10選」、「価格.com ウォーターサーバー比較」にて人気サーバー会社上位10社を調査。
3つのランキングのいずれか2つ以上のランキングにランクインしているサーバーをピックアップし、電気代を徹底調査しました。
それでは紹介しましょう。
■人気ウォーターサーバー会社10社の電気代ランキング
※電気代は各社のホームページで公開されている金額を参考にしています。
※順位は省エネモードの電気代を参考につけています。
堂々の第1位、電気代最安のサーバーを提供しているのは「フレシャス」です。
2位には月額で約70円差、10位のほぼ半額の電気代とは素晴らしいの一言。
電気代を徹底的に節約したいあなたにとって、フレシャスのSlat+cafeはベストな1台と言えるでしょう。
それにしてもフレシャスのサーバーの電気代、省エネ技術が進んでいるとは言え吉野家の牛丼並盛とほぼ同額とは驚きです。
吉野家でいつも大盛つゆだくを注文している私にとって、これなら全く気にならない金額ですね。
なお、フレシャスのSlat+cafeの魅力についてはこちらの記事に詳しい情報があります。
ご参考にどうぞ。
毎月の出費を抑えたい節約派はこれ!
人気ウォーターサーバー会社10社の電気代をよく見ると、各社とも月々500円前後の電気代に抑えています。
さすがは人気TOP10、素晴らしい省エネ技術ですね。
となれば、同じく毎月発生するサーバー代や水ボトル代も気になるところです。
トータルで出費が少ないのはどこのサーバー会社でしょうか。
おトクに関する話となれば、気になって仕方がない私。
早速調査しました。
■人気ウォーターサーバー会社10社の毎月のトータル出費ランキング
※ボトル代は毎月12Lを2本相当を注文するとし、ノルマがある場合はノルマ本数を優先して計算しました。
なんとビックリ「1ヵ月のトータル出費ランキング」は「電気代ランキング」から大きく順位が入れ替わっています。
見事トップに輝いたのは「クリクラ」、電気代ランキング10位からの大逆転です。
こちらのサーバーはエコモード無しのいつでも省エネ仕様。
無料のサーバー代と比較的安い水ボトル代の効果で堂々の第1位です。
電気代はサーバーの使い方にもよるって言うし……
省エネ性とトータルコスト、両方のバランスが良いのはどれ?
電気代とトータルコスト、両方のランキングでトップ3をキープしているのは「信濃湧水」、しかもボトルの水は北アルプスの天然水です。
信濃湧水のエコサーバーは月々300円の費用がかかりますが、省エネ仕様のサーバーと天然水としては安めの水ボトル代が効いて堂々のダブルランクイン、両方とも第3位です。
かしこい消費者としては、電気代だけにとらわれず月々のトータルコストで判断するのがベターでしょう。
ところでこのトータルコストランキング、1位と10位の差は約1,500円程度、この差をどう考えるか。
水の種類とサーバーデザインのこだわりは捨てがたいです。
月額1,500円程度なら外食1回減らして何とかします。
その気持ち良く分かります。
毎日かかさず飲み、そして身体の一部となる水。
毎日に目にし、部屋のインテリアの一部となるサーバーデザイン。
私だったら水とデザインのどちらのこだわりも捨て難いので、1,000円程度の差だとコスト優先で決心できないかも。
そもそもサーバーの電気代は高いのか?
ウォーターサーバーを設置すると毎日動く電気製品が1台増えるので電気代は約400円〜1,000円程度確実に高くなります。
これは残念ながら事実です。
でもこの電気代って本当に高いのでしょうか。
よ〜く考えてみると、サーバー設置により確実に使用回数が減る電気製品があります。
それは、お湯を沸かす「電気ポット」と「電気ケトル」。
ポットとケトルの存在感が薄くなると、トータル電気代がどう変わるのか計算してみました。
ポット卒業でサーバー電気代はチャラに
一般家庭での電気ポットの月額電気代は900円程度。
ウォーターサーバーを設置するとお湯はサーバーからになるので、電気ポットの出番は少なくなり電気代は確実に減ります。
と言うことは電気代を計算すると、
(ウォーターサーバー電気代 1,000円)ー(使わなくなった電気ポット電気代 900円)=100円
今まで電気ポットを使用していた家庭では、ほぼ電気代がチャラ。
毎月の電気代の支払金額が変わらない可能性大。
これは嬉しい発見。
安心してウォーターサーバーを設置できそうです。
計算ではウォーターサーバーの電気代を1,000円としましたが、電気代が数百円の省エネタイプのサーバーを選ぶと電気ポットの電気代よりも安くなります。
つまり月々の電気代が安くなることに。
電気ポット派のあなたはウォーターサーバーの電気代を気にしなくても良いかもですね。
ケトル卒業でプライスレスの5時間節約
一般家庭での電気ケトルの月額電気代は200円程度。
さすがに沸かすだけで保温なしのケトル、電気代は安いですね。
いくら省エネNo.1フレシャスのサーバーでも380円程度でしたから全然かないませんね。
我が家は電気ケトル派。
と言うことは電気代は上がっちゃいますね……。
確かに電気代は上がりますが、それに勝るウォーターサーバー設置で得られる隠しメリットを紹介しましょう。
隠しメリットとはあなたの貴重な時間です。
チョットお茶したくてお湯が必要になった時、ウォーターサーバーなら即お湯が手に入りあなたのロスタイムはゼロ。
ところが電気ケトルの場合、水を入れてさらに沸くまで待ってとなると少なく見積もっても5分くらいは必要になるのでは。
1日に2回お湯を沸かすとして1ヵ月では、5分×2回×30日=300分=5時間
つまりウォーターサーバーを設置することで、あなたの貴重な時間を5時間も節約することができるのです。
数百円の電気代であなたの時間が5時間も増える、なんて素敵なプライスレス。
そう考えると、ウォーターサーバーの電気代は安く感じませんか。
私は本が好きなので、ウォーターサーバー設置でゲットした時間は読書に使いたいですね。
なんとなく棚ぼた的に儲かった気分です。
電気代を抑えるちょっとした工夫を紹介
ウォーターサーバーの電気代を徹底的に抑えるには、省エネタイプのサーバーを選ぶのに加え、あなたにもできる工夫が必要です。
かしこい消費者は省エネサーバーと工夫のダブル効果で電気代を抑え込みましょう。
工夫のポイントは2つ。
- サーバーの周辺温度を上げないこと
- サーバーからの放熱を妨げないこと
サーバーが冷水を作る仕組みは冷蔵庫と同じ熱交換器による熱の移動です。
サーバーの周囲が暑かったりサーバーからの熱の出口がふさがったりしていると、この熱の移動を妨害してしまい電気代が余計にかかってしまいます。
熱の原因は徹底的に締め出しましょう。
- 直射日光が当たらないようにする
- サーバー背面を壁から離し風の通りを良くする
- 月1回はサーバー背面のホコリを掃除して熱こもりをなくす
- 冬は暖房器具をサーバーに向けない&サーバーの近くに置かない
サーバーは結構な大きさがあるため、家の中での設置場所に制約があるかもしれません。
どうしても直射日光があたってしまう場所にしか置けない場合は、カーテンやついたて、パーティションなどで工夫すると良いでしょう。
工夫した後はどれだけ効果が出るかお楽しみ。
来月の電気代が待ち遠しいですね。
やってはいけない電気代節約の禁じ手
無駄な電気代を抑えこもうとする心構えは良いのですが、ウォーターサーバーには電気代節約のためにやってはいけない禁じ手があるのをご存じですか。
外出時や就寝時など使わないときは電源切っちゃおう。
これが究極の節電!?
これは節電のために「電気の元を断ってしまえ」と言う究極の作戦ですが、絶対にNGです。
おすすめできないと言うより、やってはいけません。
それは衛生的に問題が発生する可能性があるからです。
ウォーターサーバーのおいしい水は、水道水と違い塩素などの殺菌成分が入っておりません。
そのため保温や保冷に必要な電気を切ってしまうと水温が常温になり衛生的に心配になります。
そもそもウォーターサーバーが一番電気を必要とするのは、水の沸かし初めや冷やし初め。
電源を切ってしまうと使う度に加熱と冷却を繰り返すので、むしろ電気代はお高くなる可能性大。
電気代の節約はサーバーのエコモードにお願いする、これが楽ちんで一番良いです。
まぁ私の場合、電源のON、OFFは結構面倒なのでどっちみち三日坊主で続かないと思いますが。
まとめ
この記事では人気ウォーターサーバーの電気代を徹底調査しおトクな会社TOP10を紹介しました。
さらにはかしこい消費者のためにサーバーレンタル代や水ボトル代も含めた毎月必要な出費が少ないTOP10も合わせて紹介しました。
電気代TOP10とトータルコストがお安いTOP10では順位がかなり入れ替わっていましたね。
電気代の節約はもちろん大事ですが、サーバーを設置した瞬間から毎月発生するお金に注目してあなたに一番あったお得なサーバーを選ぶのがベストです。
おトクに敏感な私は断然トータルコスト派です。
電気代が安いということだけには釣られませんよ。
ウォーターサーバーの電気代は高いのでは?という思い込みが有りましたが、実は電気ポットにかかる電気代とほぼ同額でした。
サーバーの設置で電気ポットの出番は激減するはずのなで、そう考えればサーバー電気代は大して気にする必要はないかも。
ウォーターサーバーのメリットはおいしい水を飲みたい時にホットでもアイスでも飲めること。
この時間差なしの便利さは、あなたの飲みたい思いを瞬時に実現してくれるでしょう。
電気代を気にしてサーバー設置を先延ばししてはもったいない。
サーバー検討中の我が家、出費にうるさい妻に早速この記事を読んでもらわないとね。